非正規シングル中年の女性たち、見えなかった実態
http://www.asahi.com/articles/ASJC13R1NJC1UTIL00X.html?iref=com_alist_8_08
女性は永久就職の結婚うすれば、賃金が安くても夫が稼ぐから養ってもらえる。
という図式が厳然とある。
それが、男性の場合、例えば妻と離婚したとか、死別した、病気とかであって、男性が職を探す場合には、妻が家庭をもまれないという状況にありながら、なら妻の分の補てんをという式がない。
夫の収入は、
妻がバイト程度以下の収入しか得られないとしても、就職が厳しい状況では正規の従業員にもつけず、パート、あるいは女性並みの給料となり、暮らしがなりたたなくなる。
一人親家庭の場合、男であれ、女であれ、家庭があっての仕事先となれば、パート程度の仕事しかできなくなる。
パートは、賃金が安いのが通常なので、一か所のパートでは家族を養えない。
そこで、複数の仕事を掛け持ちすることになる。
元気なうちはそれでも、何とかなるとしても、体調を崩したり、子どもや扶養家族がげんきでなかったりすれば、一人の親に負担は全部かかってくる。
そうした図式は、戦後目指した、経済成長の図式だった。
平和になり、寿命がのび、一日の終了時間も以前よりは減った。
今こそ、シェアするときではないか。
一部では、シェアが行われている。
皆で進めていく時期ではないか。
男並みに働けでなく、先進国らしい、仕事も家庭も地域活動もできるそんな姿を目ざそう。