ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

「歌」から「言葉」へ

2017-04-21 07:18:53 | 日記

ヒトは生まれると、周りから言葉を習得する。

動物に、育てられたこどもは、言葉を習得できないらしい。

言語の習得には、環境が大きく影響する。

アメリカを母国語とした地域に生まれ育った者は、アメリカ語を習得する。

日本に生まれ育つと、日本語を習得する。

習得に必要な脳の働きがあって、言語を聞いて、話し始めるうちに、理解する範囲が固定されていくそう。

日本人は、元々、沢山の言葉を習得できる脳を持っているが、日本国で育って学んでいくうちに、

一部は捨てられてしまうそう。

日本国内においても、地方によって、言語の取得に違いがあり、大人になるまでに、聞きとる脳と聞き取れない脳という現象になるとか。

言葉ができて、歌が出てきたのではなく、

鳥のさえずり、クジラの歌がある時、「歌」から「言葉」へ大いなる飛躍をとげたそう。

 

脳でことばを聴くしくみ その1

http://masafuminakagawa.hatenablog.com/entry/2014/10/12/062253

 

「聞くこと」と「理解すること」

https://www.starkeyjp.com/blog/2016/2/hearing-vs-understanding

 

折衝力・コミュニケーション力を高めるには?手軽に実践できる「脳」の鍛え方

http://next.rikunabi.com/journal/entry/20150925

 


 

はじめに

言葉の秘密をさぐる遠い旅へ

言葉の起源をもとめて

第一部 言葉はいかにして誕生したのか?

言葉はいつどのようにして生まれたのか

言葉の起源は歌である

言葉と音楽

鳥の世界に現れた天才音楽家

人間は脳を100パーセント使っている

天敵がいないと、強さより美意識を示す

赤ん坊の泣き声が言葉を準備した?

テキストは情動を選びにくい

言葉を持ったがゆえに滅びゆく、その途中で

第二部 言葉はなにを伝えるか?

第三部 心はどのようにうまれるのか?

 

おわりに

人間が死ぬことは不条理だけれど

鳥は自分たちの神を持っているか?

 

言葉の誕生を科学する

小川洋子

岡ノ谷一夫

河出ブックス(ISBN978-4-309-62430-3)

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309624303/