ヒトは生まれると、周りから言葉を習得する。
動物に、育てられたこどもは、言葉を習得できないらしい。
言語の習得には、環境が大きく影響する。
アメリカを母国語とした地域に生まれ育った者は、アメリカ語を習得する。
日本に生まれ育つと、日本語を習得する。
習得に必要な脳の働きがあって、言語を聞いて、話し始めるうちに、理解する範囲が固定されていくそう。
日本人は、元々、沢山の言葉を習得できる脳を持っているが、日本国で育って学んでいくうちに、
一部は捨てられてしまうそう。
日本国内においても、地方によって、言語の取得に違いがあり、大人になるまでに、聞きとる脳と聞き取れない脳という現象になるとか。
言葉ができて、歌が出てきたのではなく、
鳥のさえずり、クジラの歌がある時、「歌」から「言葉」へ大いなる飛躍をとげたそう。
http://masafuminakagawa.hatenablog.com/entry/2014/10/12/062253
https://www.starkeyjp.com/blog/2016/2/hearing-vs-understanding
折衝力・コミュニケーション力を高めるには?手軽に実践できる「脳」の鍛え方
http://next.rikunabi.com/journal/entry/20150925
はじめに
言葉の秘密をさぐる遠い旅へ
言葉の起源をもとめて
第一部 言葉はいかにして誕生したのか?
言葉はいつどのようにして生まれたのか
言葉の起源は歌である
言葉と音楽
鳥の世界に現れた天才音楽家
人間は脳を100パーセント使っている
天敵がいないと、強さより美意識を示す
赤ん坊の泣き声が言葉を準備した?
テキストは情動を選びにくい
言葉を持ったがゆえに滅びゆく、その途中で
第二部 言葉はなにを伝えるか?
第三部 心はどのようにうまれるのか?
おわりに
人間が死ぬことは不条理だけれど
鳥は自分たちの神を持っているか?
言葉の誕生を科学する
小川洋子
岡ノ谷一夫
河出ブックス(ISBN978-4-309-62430-3)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309624303/