【サンパウロ時事】ブラジル北部のアマゾナス州は9日、バルセロス市在住の14歳の少年が狂犬病から生還したと発表した。
発病した人の生存は極めてまれで、ブラジルでは2例目。
少年は、兄と妹が狂犬病で死亡した直後の昨年12月2日、手のしびれを訴えて入院。
狂犬病を発病したコウモリにかまれたとみられ、医師団は患者を昏睡(こんすい)状態にして抗ウイルス剤を投与する「ミルウォーキー・プロトコル」で治療に当たった。
狂犬病に関する映画を見たことがある。
衝撃的だった記憶がよみがえった。
生還、おめでとう。