柏餅、桜餅の葉っぱについて
桜餅と柏餅の違いを解説!材料は別物?桜餅は2種類ある?
桜餅と柏餅、
なんとなくセットで覚えている方も
多いのではないでしょうか。
どちらも有名な和菓子ですが、
それではもし二つの違いを聞かれたら
答えることができますか?
今回は意外と知らない
桜餅と柏餅の違いについて、
解説したいと思います!
柏餅ってどんなお菓子?
柏餅は白い餅生地で
あんこを包み込んだお菓子です。
見た目は丸っぽくて
つやつやとしていますね。
生地部分の材料になるのは
うるち米から作られる上新粉。
この上新粉は
お団子の材料にもなる
優れものなんですよ。
上新粉の生地で
あんこを包んだ上からは、
柏の葉が巻かれます。
葉っぱは基本的に飾り用で、
食べられないものが多いですね。
柏の葉っぱは
冬になる前に枯れるのですが、
新しい葉っぱが生るまで
地面には落ちない特性があります。
そのため柏の木からは
葉っぱが常に途切れません。
そこから
“子孫も途切れずに繁栄する”という
縁起を担いでいるんですよ。
柏餅は一年中
食べることができますが、
5月の子供の日に
特によく食べられます。
子供の日に
子孫繁栄を願って食べるのが、
柏餅なんですね!
出典:豆知識 https://www.shend-trend.com/post-5716/
桜餅ってどんなお菓子?
さて続いて桜餅ですが、
柏餅との違いがあるのはもちろん
実は関東と関西でも
見た目や材料が違ってくるんです!
〇関東の桜餅
関東の桜餅は
長命寺(ちょうめいじ)と
よばれます。
長命寺の生地は
小麦粉と白玉粉を混ぜて焼いたもの。
その生地でクレープのように、
あんこを包むんです。
さらにその上から
桜の葉っぱを巻いたら、
関東風の桜餅の完成です。
見た目は筒状だったり、
丸い生地を二つ折りにした
半円だったりしますよ。
〇関西の桜餅
一方関西の桜餅は、
おはぎの材料にもなっている
道明寺(どうみょうじ)粉から
生地が作られています。
生地はつぶつぶしていて
ツヤがあります。
中にはあんこが入っていて、
丸っぽい形に
成形されるものが多いですね。
関西風の桜餅は
材料そのまま道明寺とよばれ、
関東のものと同じく
桜の葉っぱが巻かれています。
関東と関西で共通しているのは、
生地がピンク色であることと、
桜の葉っぱが巻かれている点ですね。
桜の葉っぱは
塩漬けにされているので、
桜餅と一緒に
食べることができますよ。
そして関東・関西どちらでも
桜餅は3月の
ひな祭りによく食べられます。
ひな祭りは
桃の節句ともよばれますから、
ピンク色(桃色)の
桜餅はぴったりですよね。
桜餅と柏餅の違いまとめ
桜餅と柏餅にはざっくり
・生地の材料
・巻かれている葉っぱ
・食べる日
柏餅の葉っぱは、硬いし、食べようと思ったことはない。
ネットで検索したら、この問題は、沢山の人が、疑問に思ったり、迷ったりしているよう。