日鉄が一時帰休へ=11年ぶり、新型コロナで需要減
日本製鉄が、従業員を一時的に休ませる一時帰休の実施を検討していることが4日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による自動車向けなどの鋼材需要の落ち込みに対応する。一時帰休に踏み切るのはリーマン・ショック直後の2009年4月以来11年ぶり。自動車各社も期間従業員の募集を停止した。景気減速にコロナの影響が加わり、雇用情勢は悪化している。
日鉄は1日間の休職を月2回程度実施する方向で、約3万人の組合員が加入する労働組合と協議中。合意できれば、月内にも始めたい考えだ。国の雇用調整助成金制度を活用し、休業手当を払う。
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