熊本高3自殺、2人目と和解 いじめ認め両親に謝罪
2022/10/07 16:24
(共同通信)
熊本県立高3年の深草知華さんが2018年、いじめを受け自殺したとして、両親が同級生4人に計1100万円の損害賠償を求めた熊本地裁(中辻雄一朗裁判長)の訴訟は7日、両親に謝罪し10万円を支払うとの内容で2人目と和解が成立した。原告側は残る2人とも和解協議中としている。
原告側によると、和解条項は1人目と同じ内容。7日に和解した女性は法廷で「死ねばいい」と発言するなどのいじめを認め「自分の言動が知華を苦しめたことを反省している」と両親に謝罪した。
閉廷後、父智彦さんは取材に「言われた方は暴力を振るわれるより傷つく」と訴えた。