いわゆる中国墓地、チャイナ・ボーチー・エンバイロメンタル・ソリューションズ・テクノロジーですが、結局、大和ネット当選の2つとマネックスの1つを加えて、合計5つとなりました。
公募16万ですので、投資額は合計80万ということになります。
別にこの金額だけを見れば、神戸物産の時の500万というような大きな額でもありませんので、さしたることはないのです。
が、まあ、この銘柄はよくわかりません。まずやはり東証一部の外国株というのがわからんわね。
で、中国株でしょ。別に事業内容とか業績とか悪くないと思いますけど。
国内の同業他社との比較というのが有効なのかどうかがわからんわね。まあ、同じ土俵で比較できん。
で、需給がわからんわね。
最初からどんだけ買いが入るかというのが想定しずらい。
個人投資家は痛んでいると思いますから、そんなに余力がないでしょう。
売りの方はVCなど既存株主はロックアップ条項があるから、つまりは公募組だけですけど。
しかし、この公募の株数が多いと・・・。
で、大和ネットやマネックスなどでは当選が容易だったため、といってもマネックスの補欠分は繰り上がりませんでしたが、私と同様に複数単位を保有している個人投資家は多いと。
いきなりこれをぶん投げしてくるかというと、それは想定しずらい。
これまであまりIPOの配分とかがなかった個人投資家にも行き渡っていると思われ、自分自身の経験からも、こういう層はなかなかスパッと投げるというのができない、つまり成売的ではないということね。
個人投資家だけに配分されたわけでもないだろうというあたりが不透明で、支店のブックからの個人投資家への配分数というのはあまり多くもない雰囲気からは、どこかにまとまって配分されている気配がうかがえますな。
主幹事の大和としては、やはり今後のビジネスのことを考えても、これはおおコケはさせたくないと考えているでしょう。上場がゴールということではないわけですので。
日本の大手証券会社の中では大和は中国に注力している度合いが高いと思われます。
実際、H株の新規公開時などに幹事として参加している数も近年多いですし。
フィスコのブックビルディング段階での評価は高すぎるという印象ですが、私自身、全体としてP+というような評価は変わりません。
ただ、まあ、最悪のシナリオも想定した上で売買戦略を考えておく必要がありましょう。