高野山 八大童子立像に会う 2
高野山に着いたのが8時すぎ。目当ての霊宝館の開館は8時半から。
高野山でありがたいのは無料の駐車場がわりとそこここにあることで、混雑する時期でなければ比較的車は駐車しやすい感じがしました。
で、ちょっとあたりをうろうろしていたのですが、霊宝館の前ではやはり開館を待っているようなおばちゃんたちが何人かおられました。
「ちょっと写真撮っていただけませんか?」と言われて「はいはい」と何度かシャッターを押しました。
で、「わりと暑いねー。」とか「あと15分ぐらいで開館ですよ。」とか、ちょっと雑談してたのですが、あとから、おばちゃんは「さっきはありがとー。」と言って。コーヒー味のあめちゃんを3つくれました。
大阪のおばちゃんはアメを持っているというのは「定説」みたいですが、大阪だけではないみたいです。
そういえば、若い頃は出かけた先で初対面の人と話たりするのは苦手だったのですが、最近はそうでもなくなりました。私自身が「おばちゃん」化したのか?。
話しやすいのは、やはりおばちゃんですね。ほんとは一人旅の若いカメラ女子(PENとか持ってる人がわりと多い)あたりと親しくお話したいところですが(おいっ!)、それは「なに、このおっさん」と思われそうなので自重・・・。
意外と最近、苦手でなくなったのが外国人さん。
明らかにドイツ語とかフランス語の人には話しかけにくかったりしますが、英語の人はなんか話しかけやすい。あ、中国、韓国のアジア系の人は不得手。
あとから奥の院というところへも行ったのですが、そこ参道がずっとかなり広大な墓地になっていて、昔の有名な人の墓石があったりもするのですが、結構、大手の企業が従業員・関係者の慰霊碑みたいなのを作っていることがあるのです。
で、NISSANのがあって、二人の行員さんのブロンズ像があったりします。結構それぞれオリジナルのものがあったりして面白かったのですが、そこで外国のカップルが何やら言っているので
「Do You Know NISSAN?」「Oh! Yes yes」みたいなことから、「この二人だけのお墓?」「いや、ファクトリーのたくさんの人の代表ですわ。」「シャープとかのもあっちにあります。」みたいなことを単語でやりとり。まあ、適切な単語が出てこなかったりするのだけれど、簡単なことはそれなりに通じるかな。
で「Thanks!」「ByeBye~」みたいな。それだけですが、こういうのもちょっとおもしろかったりします。
あ、話がそれてますが、霊宝館。
5~6人の人が開館と同時に入館しました。私は各所の拝観券が一緒になっている2000円の券を購入。おまけつきです。
で、最初の部屋では不動明王とか四天王とか大日如来とか、わりと大きな仏様が置かれている部屋。他の人はまずここから見始めていたのだけれど、私は一人でゆっくりと八大童子立像を見たかったので、先に奥の部屋に行きました。
この右側のが代表的なものですが、高さは1メートルもないです。制多迦(せいたか)童子といいます。不動明王を守る役割みたいです。
あの東大寺南大門金剛力士像の運慶様作とか。
とても清新な印象。一見、気が強うそうに見えて、実は優しさもひめているといった感じ。。表情もですが、全身の雰囲気が動的で、今にも喋りだして動き出しそうに感じました。
もう一つ、とても印象に残ったのが左側の像。深沙大将立像(じんじゃだいしょうりゅうぞう)というそうです。。
ここに解説があります。
よく見ると両足には象の顔が・・・。で、おなかには人の顔。手には蛇がまきついていて、胸にはいくつものドクロ。逆立った髪。足元はなにか波立っているような感じ。
それらがすごくバランスよくまとまった造形になっていて、勢いがある。これは快慶作とか。
これ、ショッカーの怪人(古っ・・・)よりもよほどすごいと思います。
他にも、清盛が血染めの絵の具で描いたという言い伝えのある大きな曼荼羅図とか、見どころ多数。四天王像も、すごく迫力があり、またバランスが素晴らしい造形だと思いました。
霊宝館と言っても、場所によってはそんなに色々なものが展示されていないところもあったりしますが、ここは必見かと思います。
展示施設や展示方法は以前とは変わっているところがあるみたいですが、うちの親父さんも必ずこの場所でこの仏様たちを見てますね。と思いながら拝観していました。
つづくよー。
高野山に着いたのが8時すぎ。目当ての霊宝館の開館は8時半から。
高野山でありがたいのは無料の駐車場がわりとそこここにあることで、混雑する時期でなければ比較的車は駐車しやすい感じがしました。
で、ちょっとあたりをうろうろしていたのですが、霊宝館の前ではやはり開館を待っているようなおばちゃんたちが何人かおられました。
「ちょっと写真撮っていただけませんか?」と言われて「はいはい」と何度かシャッターを押しました。
で、「わりと暑いねー。」とか「あと15分ぐらいで開館ですよ。」とか、ちょっと雑談してたのですが、あとから、おばちゃんは「さっきはありがとー。」と言って。コーヒー味のあめちゃんを3つくれました。
大阪のおばちゃんはアメを持っているというのは「定説」みたいですが、大阪だけではないみたいです。
そういえば、若い頃は出かけた先で初対面の人と話たりするのは苦手だったのですが、最近はそうでもなくなりました。私自身が「おばちゃん」化したのか?。
話しやすいのは、やはりおばちゃんですね。ほんとは一人旅の若いカメラ女子(PENとか持ってる人がわりと多い)あたりと親しくお話したいところですが(おいっ!)、それは「なに、このおっさん」と思われそうなので自重・・・。
意外と最近、苦手でなくなったのが外国人さん。
明らかにドイツ語とかフランス語の人には話しかけにくかったりしますが、英語の人はなんか話しかけやすい。あ、中国、韓国のアジア系の人は不得手。
あとから奥の院というところへも行ったのですが、そこ参道がずっとかなり広大な墓地になっていて、昔の有名な人の墓石があったりもするのですが、結構、大手の企業が従業員・関係者の慰霊碑みたいなのを作っていることがあるのです。
で、NISSANのがあって、二人の行員さんのブロンズ像があったりします。結構それぞれオリジナルのものがあったりして面白かったのですが、そこで外国のカップルが何やら言っているので
「Do You Know NISSAN?」「Oh! Yes yes」みたいなことから、「この二人だけのお墓?」「いや、ファクトリーのたくさんの人の代表ですわ。」「シャープとかのもあっちにあります。」みたいなことを単語でやりとり。まあ、適切な単語が出てこなかったりするのだけれど、簡単なことはそれなりに通じるかな。
で「Thanks!」「ByeBye~」みたいな。それだけですが、こういうのもちょっとおもしろかったりします。
あ、話がそれてますが、霊宝館。
5~6人の人が開館と同時に入館しました。私は各所の拝観券が一緒になっている2000円の券を購入。おまけつきです。
で、最初の部屋では不動明王とか四天王とか大日如来とか、わりと大きな仏様が置かれている部屋。他の人はまずここから見始めていたのだけれど、私は一人でゆっくりと八大童子立像を見たかったので、先に奥の部屋に行きました。
この右側のが代表的なものですが、高さは1メートルもないです。制多迦(せいたか)童子といいます。不動明王を守る役割みたいです。
あの東大寺南大門金剛力士像の運慶様作とか。
とても清新な印象。一見、気が強うそうに見えて、実は優しさもひめているといった感じ。。表情もですが、全身の雰囲気が動的で、今にも喋りだして動き出しそうに感じました。
もう一つ、とても印象に残ったのが左側の像。深沙大将立像(じんじゃだいしょうりゅうぞう)というそうです。。
ここに解説があります。
よく見ると両足には象の顔が・・・。で、おなかには人の顔。手には蛇がまきついていて、胸にはいくつものドクロ。逆立った髪。足元はなにか波立っているような感じ。
それらがすごくバランスよくまとまった造形になっていて、勢いがある。これは快慶作とか。
これ、ショッカーの怪人(古っ・・・)よりもよほどすごいと思います。
他にも、清盛が血染めの絵の具で描いたという言い伝えのある大きな曼荼羅図とか、見どころ多数。四天王像も、すごく迫力があり、またバランスが素晴らしい造形だと思いました。
霊宝館と言っても、場所によってはそんなに色々なものが展示されていないところもあったりしますが、ここは必見かと思います。
展示施設や展示方法は以前とは変わっているところがあるみたいですが、うちの親父さんも必ずこの場所でこの仏様たちを見てますね。と思いながら拝観していました。
つづくよー。