旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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たたずむ仏と海・空・雲がとけあうところ 小浜へ(1)

2013-08-28 20:59:28 | インターネット・パソコン・デジカメ
 今日は「カメラの会」スビンオフ企画(なのか?)で、小浜へ行ってきました。

 小浜を中心とした若狭地方は古くからのお寺や仏像がたいへん多く残っている地域です。
 小さい頃には海水浴などでよく連れてきてもらっていた場所ですが、大人になってからは訪ねたことがありませんでした。

 お寺の数は非常に多いので、その中から今回は代表的な明通寺、多田寺、羽賀寺の3つを訪ねることにしました。


 朝の出発は6時半。事前にネットでルートを調べ、最初の目的地の明通寺までは2時間半程度と考えていましたが、実際は2時間ちょっとで到着することができました。すべて一般道ですが、道はすいており、軽快に走ることかできました。

 小浜市に入り、メインのルートをはずれて、水田が左右に広がる道を少しずつ登っていきます。

 山のかかりのあたりが明通寺。ここは国宝の三重塔、本堂で知られていますが、道からは見えません。

 駐車場に車を入れてお寺に向かいます。

 階段を登り切ると山門。




力強い表情の仁王さん(鎌倉期のもの)が迎えてくれます。






受付ではお寺の方が前の住職のことなど色々な話をしてくれました。

さらに進むと目前にあらわれるのが本堂と三重塔。

シンプルな佇まいが、このお寺の雰囲気とよくマッチしている印象でした。




到着した時は少し雨がぱらついているような天気でしたが、本堂でお寺の方の話を聞いて出てくると、空は晴れ、また最初とは異なった印象に。


本堂内には薬師如来、左右に深沙大将立像と降三世明王。この形式は珍しいそうです。深沙大将立像は高野山にもありましたが、表現は全然違いました。




ということで、なかなかしぶい雰囲気の明通寺を出ます。ここは私としてはおすすめですね。

次の目的地、多田寺へ向かいます。

つづくよ
コメント
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