図書館で借りた本ですが、少しずつ読んでいます。
どこかで聞いたことのある方のインタビューが多数掲載されています。
直接参考にはならなくても、相場の世界で高いパフォーマンスをあげて生き残っている方のコメントはなにかうるところや共感するところがあるかもしれません。
三空さん。株は逆張りで、移動平均からの乖離率を見ているとか。
私も買う時は安い時とか下がった時で、勢いよく上昇しているような銘柄を順張り的にまとめて買うようなことはまずありません。
下落して安いなという時点から、3分割か4分割で買い下がるつもりで細かく買っていきます。
株価が近いところであまりまとめて買わないようにして、一定の値幅で買い下がる形をとります。
とすると、多くの場合、予定していた株数まで下落するよりも、そのうち反発することが多い。となると、ここからは売り上がり・買い下がりで、直近の売りや買いの株価
が基準で、そこからの変化率で細かく売買し、利益を確保するか、買いコストを下げるかで、ポジジョンを少しずつ有利な形に整理していくようにします。
夕凪さん。自分の性格を把握し、性格に合った投資手法を選択することが重要だとのご指摘。
ごもっとも。
私は今のスタイルが気楽でいいです。
まあ、基本はとにかく分散。まずは国債・社債、株式も、不動産(REIT)で分散。
教科書どおりのきれいな分散比率にはなっていませんが。
で、株式のセクター内でも分散。
日本株は個別ですが業種を分散。資金の投入額と売買時期を分散。
これをするとかなりリスクは低減されます。ということは、リターンも低減されることになりますが、このリスクに見合った利益を確保しつつ、IPOの利益を上乗せ、あるいはIPOの利益で損失を相殺。
というような感じです。