捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書) | |
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講談社 |
図書館本。
全部読み切りました。
いや、これは最近読んだ本の中ではかなり面白かったし、色々考えさせられました。
顧客、個人投資家と証券会社や銀行、保険会社などの金融機関の利益相反とフィデューシャリー・デューティーり考え方について、どうとらえるかというのが
基本的な大きなポイントです。
内容的にはバンガードの運用や会社のあり方についての部分や、欧米、とりわけ米国では行動ファイナンスの知見も活用して年金資金をどう株式市場に取り入れているか
といった部分が興味深かったです。
さて、現状、証券会社、とりわけコンサルティング型の証券会社の支店は私に何を提供してくれているか、また、私は何を求めているか。
・資金量は、現状は全体では金融資産は1.2億程度。→但し、今後、不動産にシフトしていく部分あり。
・低コストでの長期分散投資
・ある程度のリスクをとりながら、ある程度のリターンを得たい(全体として年3-5%程度)。
別にこれだけで、いつもIPOをくれっ!とかいうことではないのだけれどね。(^_^;)
で、自己分析のレポート、資料も見せてあげたのだけど・・・。
最近は個別の商品を提案してくることもほとんどないです・・・。
なんでかというと、仕組債はもちろんのこと、現状では「ファンドラップ」は「とんでも」商品だと思っているし、多くの投資信託も高コストすぎると思っているから。
このあたりは、私は山崎元氏の著作やネットでの発言等に影響を受けているところが大きいです。
また、運用額が増大するに従って、コストに対する意識が厳しくなってきたという感じがしています。
カブドットコムの集まりの時に、機会があれば感じていることはぶつけてみましょうかね。