旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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で書いています。 

オプトラン買い煽り(3)一本足打法VS適用範囲の拡大

2017-12-16 20:43:26 | 株式投資・資産運用
オプトラン買い煽り(3)一本足打法VS適用範囲の拡大
 
アップル向けの売上が急伸したのはわかったと。
この成長性を積極的に評価するなら、公開価格の株価には割安感が強いように思えます。

が、このアップル向けの売上というのは、新機種の立ち上げの時期などに集中的に伸びて、
あとは落ち込む可能性が高いのか、あるいは、この急成長が継続することはなくても、
さらに安定的に伸びていく可能性が高いのか。

ここらあたりの評価がわからんわねー。

いずれにしろ、ここの事業内容は「光学薄膜装置の製造・販売」という単一のセグメントで
「一本足打法」的です。

かつ、特定の顧客への依存度、割合が高いということはリスク要因ともなりうるもので、
そこは高い評価が難しくなるところでもあります。

その典型が自動車部品関連の会社。
大手の自動車会社との安定的な取引があり、業績を伸ばしていても、PERは1ケタ台という
ようなところがあり、概してPERは高くないです。

それは、自らが製品需要をつくり出して新規の事業を開拓していける余地というのが少なく、
どうしても、部品を納入する自動車会社の状況や都合によって業績が左右されてしまうという
特徴によるところが大きいでしょう。また、直接販売ではなく、大手自動車開始は'との取引
は利益率的には厳しいビジネスにならざるをえないところもあります。

それに対してここの会社の事業は一本足的なリスク要因はあるものの、
この光学薄膜装置というものの需要というか適用範囲というのはかなり幅広く、今後の成長が
期待される分野もあることが有価証券報告書にも記載されています。
提案型、ソリューション型ビジネスとしての広がりの可能性というのは感じられます。

例えば下記の記載が有価証券報告書にはあります。
「(代表的な成膜対象となる最終製品)
代表的な成膜対象となる最終製品
当社成膜装置で蒸着する成膜の主な機能
スマートフォン
タッチパネル部分への反射防止膜、防汚膜、ITO膜、傷防止膜
カメラモジュール部分への反射防止膜、IRカットフィルタ
ボディ全体への硬質加飾膜
LED
LEDチップへのITO膜、増反射膜、窒化アルミ膜
生体認証
生体認証
センサへの成膜(指紋・虹彩・網膜・顔・音声等
による
認証方法として、セキュリティシステム・PCログイン・スマート
フォンログイン・病院/
銀行/出入国管理システムの本人確認に活
用)
スマートフォンの生体認証センサへの反射防止膜、N-IRフィルタ
(近赤外線フィルタ)
自動車
サラウンドビューモニタ等の車載カメラ部分に反射防止膜、IRカ
ットフィルタ
カーナビへの防汚膜
センサ部分の加飾膜
VR/AR
ヘッドアップ・ヘッドマウントディスプレイ部分へのIRカットフ
ィルタ、防汚膜、硬質膜、
ハーフミラー膜、
ダイクロックミラー
(波長分離フィルタ)
半導体光学融合
より微細な半導体設計を可能とする光学薄膜技術の半導体製造装
置への応用
モーションセンサの反射防止膜、バンドパスフィルタ
光通信
DWDM(高密度波長分割多重)モジュールにバンドパスフィルタ
デジタルカメラ(一眼レフカメラ) カメラレンズ部分への反射防止膜、IRカットフィルタ 」

いろいろありますなー。しかし、ここらあたりの評価も、とりわけ素人には厳密にはできんわねー・・・。

大和さんから詳細なアナリストレポートでも出ないですかねー。できればいいレーティングをつけて。

さて、目先のマーケットの状況はどうかというと、SGホールディングスの予想以上の活況さ、強さ、
他の銘柄、厳し目の株価が予想されたものも含めて、全般に健闘しているというか、株価を保っている
という印象が強いです。まあ、とりわけIPOマーケットについては、市場全体が高値圏でなかなか
一気にさらに上とはいきにくいような雰囲気の中で、想定以上に強い雰囲気があります。

ここの個別の需給でいえば、90日なり半年というところでVCなりストックオプションの売りがあります。
判明、12月の配当があり、また、東証一部のパッシブ需要があります。

ということで、まあ株数も多いし、そんなに派手さも知名度もないしという面もあり、いきなり株価が
急騰するようなことは想定しずらいですが、Passive+程度までの評価は十分に可能なのではないかなー
というのが、希望的観測も含めての現在の判断です。

というか、当初からおよそこのような判断があったので、支店にブックを入れたわけれです(支店は来た
ら本当に取る株数しかブックは入れません。今回の1500株は満額ではなかったです)。

なお、主幹事での配分比率が高く、株数も多かったこの銘柄ですが、ネット4口座は補欠が1つあったのみで
あとの3口座は落選でチャンス当選にもなりませんでした。相応に需要はあったということかもしれません。

とりあうずここまで。
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オプトラン買い煽り(2)アップル関連受注急伸 独自の技術力、ソリューションビジネス

2017-12-16 18:25:33 | 株式投資・資産運用
オプトラン買い煽り(2)アップル関連受注急伸 独自の技術力、ソリューションビジネス
 
ここの事業は有価証券報告書の【事業の内容】の冒頭に以下の記載があります。

「 当社グループは、当社(株式会社オプトラン)、連結子会社4社及び関連会社2社により構成されており、光学薄
膜装置の製造・販売を主要な事業としております。光学薄膜とは、レンズ等の各種光学部品の表面にコーティングを
施し、コーティングの材料により異なる機能(例:反射防止、赤外線カット等)を持たせることをいいます。具体的
には、デジタルカメラやプロジェクター等の一般光学部品、スマートフォンやタブレット等のタッチパネル、LED照
明、車載カメラ、人体・生物認証センサ等に用いられています。当社グループはその光学薄膜を成膜する装置の製造
を事業としており、顧客である当社の光学薄膜装置を使用して、製品・部品に成膜加工を行う加工・製造メーカー、
最終製品メーカーに対して、グループ全体で一体となって、常に多様な顧客ニーズに対応する成膜ソリューションを
提供しております。
なお、当社グループの事業は、成膜装置事業の単一セグメントであります。
当社グループの成膜装置事業の特徴は以下のとおりです。
① 成膜プロセスに関する高度な技術力
② グローバル顧客をターゲットとした生産・販売・研究開発体制
③ 成長市場への事業領域の拡大」

 うーん、これだけでは、ここの製品や技術に具体的にどれだけの優位性なり独自性があるのかはわかりません。
成膜装置にもいろんな方式があるようで、どういう方式の機器がどういう製品の製造に適しているかとか、
あれこれ、よくわからないことだらけです。

 ただ、先のモーニングスターレポートには売上の2/3がアップル系との記述があります。

 ここのビジネスはソリューションビジネスで、単に機器を販売したらそれで終わりというほわけではありません。
個々の顧客の要請に応じてオーダーメイド的に機器を製造し、アフターサービス等までの一連の取り組みを継続的に
すすめていくということになるでしょう。当然、高い技術力、対応力があり、顧客との間に強固な関係を築くことが求め
られるし、それがなければ受注にはつながらないでしょう。

 このあたりが雰囲気というかザックリしかわからないのが素人の悲しさというか、とりあえずの限界です・・・。

 ここの会長は孫大雄という中国出身の人。

 元は国内の他の会社で成膜機器の開発に携わっていたが、ここから飛び出して会社を立ち上げ、現在のところまで
会社を成長させてきた中心の人物です。

 下記に日経ビジネスの古い記事があり、その経過の一部が書かれています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090212/185849/

 中国とか韓国の人、あるいは資本が関係していると、それだけでイメージ的なところも含めて嫌うような人が
いたり見方があったりするようですが、個人的にはこういうのはどうでもいいというか、こだわるような意味は
ほとんどないと思います。

 そういうのよりも事業そのものを大きく間違うことなく評価するという判断できるようになれるといいけどなー、
と思いますね。

 ここと関連のある企業として、以下のような企業の名前が挙げられています。 
 アルバック、JSR、シンクロン、京浜光膜工業等々。

つづく。
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オプトラン買い煽り(1) この業績の伸び!

2017-12-16 11:50:21 | 株式投資・資産運用
オプトラン買い煽り(1) この業績の伸び!

 今日は大阪でマネックスのセミナーがあったのですが欠席し、自宅の片付けやらをしております。
合わせて、個人的に今年ここからの最大の注目銘柄となったオプトランについて、有価証券報告書
やら、あちこちのサイトやらを見て調べております。

新規上場申請のための有価証券報告書 
http://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu000002s3kk-att/12OPTORUN-1s.pdf

ここは500+500+500株の配分がありましたので、ポジジョントークの買い煽り的なコメント
になりやすく、また、こうした独自の技術・製品を持っている企業はわりと好みという私自身の選好、指向性
ということもありますので、そういう前提でよろしく(^_^;)。

 基本的にここは業績が急伸しています。

>2016.12の売上が149億に対して2017.12の予想が334億。売上で2.24倍。純利益は14.6億が47.3億に。3.24倍。</strong>
これは、M&A等、あるいはマザーズのIT系などだったらあるかもしれませんが、
まあ、東証一部の機械セクターとしては、通常はほとんどない数字の伸びです。

で、2017.12の予想EPSは132円。配当予想は33円。
ちなみに、ここは12月決算ですから、20日公開から27日の12月権利落ちまで、わずか7日間の保有のみで
一発配当33円の権利を得ることができると思われます。

公開価格は1460円ですから、予想PERは11.1倍程度。予想PERを15倍まで引き上げると株価は1980円。
13倍でも1716円。
とりあえずの初値予想を予想PER14.5倍程度の1915円としておきましょう。
無論。希望的観測含みですが(^_^;)。まあ、この程度の評価はされてもいいかとは思います。

下記がモーニングスターIPOレポート
https://www.morningstar.co.jp/stock/ipo_report/pdf/IPO6235_171205.pdf

アナリストコメントとして、上記レポートでは業績面で一定の評価をしつつ、リスク要因についてもふれています。
個人的には、この公開価格で判断するなら、やはり評価は少なくとももう少しは高くていいと思いますが。

またIPOラッシュの終盤で参加者に買い疲れ感が台頭云々というコメントがありますが、これは感覚的には現状
は逆ではないかな。とりわけSGホールディングスの極めて堅調な株価形成というのは、IPO市場としては資金
の好循環につながっているように思います。
そのため、その後のIPO銘柄についても、極端に下落するような銘柄はなく、概ね株価は堅調に推移している
ように見受けられます。

つづく。
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四季報・四季報プロ 優待&ポイント消化

2017-12-16 07:07:23 | 株式投資・資産運用
 四季報は書店で購入。優待でもらった図書カードとクオカードを使用。大手の書店の多くのところではクオカードも使えます。
 書店よりもガソリンスタンドでの利用が多いですが、3月期の優待でもらったクオカード、ようやく残数が少なくなりました。
 財布が分厚くなるのが嫌いなので、カードの数が減るのはうれしいです。関係ないけど、女の人の財布って、なんであんなに分厚い?。
会社四季報 2018年1集新春号 [雑誌]
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


 こちらの四季報プロは楽天ブックスから届きました。期間限定ポイントを消化しました。
 データ集、資料集というよりは雑誌ですが、一般の月刊のマネー誌よりもよほど長く楽しめるので、私は好きです。
会社四季報プロ500 2018年新春号 [雑誌]
クリエーター情報なし
東洋経済新報社
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オークション 11万超え 優待関係に移行

2017-12-16 07:05:57 | インターネット・パソコン・デジカメ
オークション 11万超え 優待関係に移行

 オークションの方、今月の落札額合計は11万超えになりました。
この額は歴代で20位ぐらいになります。

 フィギュア関係は第一週でほとんど落札され、ほぼ発送も完了しています。
去年もでしたが、1つ、2つは売れ残るものがあります。

 さすがに、どれが高くなって、どれが売れないかなどはバザーでの購入時には
判別はできません。それでも、ほとんどは入札があったので、そんなに大きく間違った
選定はしていないということにはなるかと思います。

 ということで、現在の出品の中心はオークション関係の金券などになっています。
これらは過去の落札例などを見ればおよその落札額の予想はつきます。
 まあ、需給的に一定のところにおさまるということでしょう。
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