遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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屋久島旅行最終日

2008-11-11 12:34:01 | 雑感

少々飲みすぎの朝を迎える。

朝風呂、ゆっくりの朝食。バイキング。さすがに控えめである。

いつも二日目に筋肉痛が起きるのだが、今回は家内のマッサージが効いたのか、屋久杉ランドのクールダウンが利いたのか、殆ど痛くない。
レンタカーを返し、ロケット乗り場(鹿児島行きの客船)でゆったりした時間を過ごす。「世界のストリートチルドレンに教育を!」という呼びかけを、町の中学生?が待合室で行っていた。夏休みの実習か。家内が、Tシャツを買って協力していた。
昼前、いよいよ出発。さらば屋久島。
2時間近くかかり、鹿児島に戻った。

鹿児島で、時間があったので、知覧までレンタカーで足を伸ばす。(別項参照)
楽しい、充実した旅でした。場所、スケジュールも良かったが、なんといっても一緒した人達が良かった。今回もどこへ行くか、より誰と行くか、が重要なことが確認できた。

屋久島での一日

2008-11-11 12:20:42 | 雑感
第三日目

昨日は、山歩きの疲れと、お酒が進んだので、早く寝てしまう。ここで出た焼酎は人気の「三岳」。あっさりして飲み易い酒である。2合頼んだが、残してしまう。

家内が昨晩マッサージをしてくれた。ものすごく痛かったが、筋肉をほぐす効果があったようだ。起きてみたらいつものときより、筋肉の張り、痛みが少ない。

朝飯にはパッションフルーツが付いていた。この家で栽培しているという。山の仲間は宮之浦岳に向かって、もうこの時間(7:00)歩き始めているだろう。

ひまわりのお母さんにこの島の見所を、ひとつだけ教えてくれと言ったら、それは滝だ。千尋の滝と、大川の滝だと挙げられた。さっそくレンタカー千尋の滝へ行く。20分ほどの距離。観光バスが来ていた。水量が見ている間にも変化する。壮観。

そのあと、屋久杉ランドへ向かう。○○ランドというから、遊園地かと想像していたら、文字通りの自然公園(自然休養林)。昨日あんな苦労をして、縄文杉へいかなくても、屋久島の良さは、ここで十分味わえる。中は30分から150分コースまで4コースにわかれ30,50分は整備された遊歩道、80、150は登山道のコースである。昨日と同じくらいきれいな水の谷川が流れ、巨木や切り株があり、苔むした、鬱蒼たる林だ。

はじめ、30分コースでいいか、と考えていたのだが、そのすばらしさに、50分いや80分にしようとだんだん延長し、とうとう時間一杯まで散策した。昨日のクールダウンを兼ねた、軽い運動となった。

登山班は多分早く降りてくるだろうと踏んで、予定より一時間半ほど早く下山口に迎えに行く。途中、紀元杉に立ち寄る。昨日の若者に出会い、「れわれの仲間は?」と聞いたら、案の定、もう下山口で待っているよ、と聞き、急ぐ。仲間は顔を見たら歓声を上げて、出迎えを喜んでくれた。携帯が通じない区域なので、早く降りた2時間近くの時間をどうやって過ごそうかと案じていたという。

本日の宿 ホテルシーサイド屋久島へ。ここでまずは冷たいビール。大浴場に浸かり浴衣に着替え、豪華な夕食。朝日蟹、くび折れサバ付である。
ここでもあっという間にビールと「三岳」が一本空く。

勢いで、ホテル内の居酒屋で、2次会。盛り上がっているところへ、フロントの人が、こんなものが届きました。と登山班の写真数枚を届けてくれる。今日一緒の若者が早速プリントしてホテルまで届けてくれたのだ。帰してしまうことは無いのに、と愚痴りつつ、電話して今から来ないか、と誘うと、いきますと、往復一時間の道をバイクで飛んでくる。若者の行動力は気持ちが良い。10時半到着。居酒屋でラーメンをご馳走しお礼を言う。相変わらず気持ちの良い学生たちだ。二人は山で知り合った仲間だとのこと。
東京の人はアイスホッケー部3年。名古屋の人は、この春入学したばかりの一年生。素泊まり一泊1800円の宿だそうだ。一時間ほど歓談し、再会を約してお開き。

幸せな一日だった。

杉のオーラ  縄文杉を訪ねて

2008-11-11 11:48:21 | 雑感
 8月の屋久島、縄文杉を訪ねた旅行記が途中だったので、記録を載せます。ただし今の私の技術では写真が複数載せられないので、文章でご辛抱願いたい。


第二日続き

8:10 長いトロッコ道を8kmひたすら歩く。途中ヤクサルなどにも会いながら、大株歩道入り口へ着く。休憩地。水の補給、トイレを済ませる。ここの水洗トイレは自分でバケツに水を汲んで持ち込み、その水で流すやつだ。
8:20 トロッコ道と別れ、ここからは山道。といっても、熊野古道を狭くしたような良く整備された道である。木の階段などは随分手入れが良い。
8:35 翁杉。どっしりした、大杉である。
8:40 ウイルソン株 直径5mはあろうかという切り株跡。中は空洞になっており、入れる。中に祠が安置されており、脇から清水が湧き出している。見上げると、ハート型の空が見えた。ここから急な山道となり、ちょっとバテ気味である。木の階段を手を使って上る。リハビリ不足が身にこたえる。10分ほどで休憩を取り、仲間には先に行ってもらう。

9:30 ゆっくり登り、大王杉に到着。実に堂々としている。まだ木に勢いが感ぜられる。そこから5分ほどで夫婦杉。横枝を共有して繋がっている大杉だ。
もうここらあたりは、完全に「もののけ姫」の世界だ。鬱蒼とした樹林の中、苔むした木々、岩、倒木、清水が流れ、空気が生命感にあふれている。まさに気持ちが洗われるようである。
9:50 水場 仲間がここで待ってくれていた。湧き出る水がおいしいこと。ここからわれわれ(私と家内)は20分ピッチで行くことにし、縄文杉での再会を約して、仲間には再び先に行ってもらう。
10:30 水場。名古屋から来たという若者と出会う。3人組。一人は守山区です。大学一年ですという。もう一人は東京とどこか。若者らしく屈託が無い。あと2,30分だと気を取り直して、出発すると、すぐに話し声が聞こえる。5分ほどで目的の縄文杉だ。
10:35 大きな櫓が組んであるような、見学台を登ってゆくと、そこにいた!縄文杉は堂々と、けなげに、枝を張っている。巨木が我々の前にそびえていた。
なにやらその神々しさに圧倒される。オーラを発している。鹿がその前で草を食んでいた。記念撮影をし。先の若者たちのカメラのシャッターを押し、十分樹からの気をいただいて、昼食を取りに休憩所へ行く。(この見学台の上は飲食禁止。というより大勢の人が行き来をする)トロッコ道分岐からここまで約3kmである。計片道11km。
10:50 昼食 朝食と同じ、おにぎり2個とおかずであるが、ちゃんと朝飯用とは献立は変えてある。なんとなく、商売だからとか、おざなりだというのでなく、一生懸命作ってくれているなあ、という感じが伝わり嬉しい。
仲間と一緒に昼食をとり、ここで登山組と別れる。彼らはここから宮之浦岳をめざし、1時間30分程先の新高塚小屋へ向け出発。
11:20 我々は再び来た道を引き返す。ガイドに引率されたパーテイと続々とすれちがう。11:40 水場休憩 スティックを置き忘れる。長年使ってきたやつだがお別れである。夫婦杉~大王杉のあたりにヤクシカがいるが人を気にする風が少ない。12:50ウイルソン株。中休止。1:25大株歩道入り口。ここから長いトロッコ道だ。切り株跡に新しい杉が生えている。人工的に接木をしたものではないので、自然に生えてきたのだろう。森の再生力に驚かされる。
ひたすらトロッコ道を歩く。
3:10小杉谷集落跡 1970年まで杉の伐採をやっていたらしい。記念碑がたって
いる。後45分と先を楽しみに最後の工程を歩く。冷たいビールまでもう少し。
3:58分荒川入り口に到着。
4:00発のシャトルバスにぎりぎりセーフ。5:15分ひまわり(民宿)着。すぐ風呂に入り、待望の冷たいビールをググッとやる。このうまさは何物にも替えがたい。プハー!
本日は、家内の誕生日。鯛の尾頭付で祝う。長い一日だった。