朝食バッフェのレストランへの階段
朝のバッキンガム宮殿
7/9(金)晴れ 本日も朝爽やか。朝食後グリーンパーク→バッキンガム宮殿
まで、往復30分ほど散歩。流石に昨日ほどの混雑はなかったが、時間が早いせ
いだろう。
国会議事堂への道
ビッグベン
10:30家内の友人がホテルへ出迎えにきてくれる。ビッグベンまで歩いてゆくことに。公園
を二つ横切って歩く。大きなマロニエの木陰が涼しい。緑の枝を広げ、リスモ走
る。池の周りには、ガチョウや水鳥が多く遊ぶ。夏休みに入ったせいかひちが多
い。時計台(ビッグベン)は上部の方が装飾が金色にされており、風格が漂う。
国会議事堂も林立する塔は細かい彫刻に飾られ、宮殿という威厳がある。テムズ
河は濁っているが、河畔に佇む議事堂は素晴らしい。この風景を見るだけで、ロ
ンドンに来た!という感激だ。川面と同じ高さにレストランがあるが、川にバリ
ケードがあり近づけないようにしてある。国会議員が食事を取ることもあるので、
テロ対策だそうである。
背景は中央駅
ロンドン・アイ(観覧車)
国会議事堂
議事堂の対岸には近代的建物がある。トーマス病院だ。ナイチンゲール博物館も
ある。
橋の上から遠望する建物は、新旧あわせて立派なものが揃う。中央駅、観覧車
(ロンドン・アイ)旧市庁舎、(=今は水族館とホテル・マリオット)
橋から15分ほどで大英帝国戦争博物館へ。
戦争博物館
V2型ロケット
展示物
この前庭には、大砲2問と砲弾がおいてあり、入場前の荷物検査もしっかりされ
ているが、展示内容は野戦砲、戦車、飛行機、ロケット弾、ミサイルなどの展示
が主。
ドイツのV2ロケット、ひとり乗りの攻撃潜水艦、日本のゼロ戦、原爆=リトル
ボーイなどの展示もある。タンクの壁が5cm程の鉄で出来ているのにはビック
リ。これでは総重量はどれくらいになるのだろうか。
展示は淡々とされており、戦争好きの国家の、戦勝記念館という様相は全くない。
もちろんここも入場無料である。歴史に対する自信だろうか。
立ち寄ったパブとフィッシュ&チップス
1時間強で切り上げ、帰り道に近くのパブへ立ち寄る。いかにも現地の人が立ち
寄りそうな落ち着いた、薄暗い雰囲気の飲み屋。
ギネスとフィッシュ&チップスを注文。カウンターで現金を払い、ビールを受け
取る。店内には4組ほどの人たち。ランチなら二階だ。というのを「いやここで
良い」と一階で飲む。議論している人、新聞を呼んでいる人。ひたすら酒を飲ん
でいる人。壁のTVでは、全英オープン?を映している。石川遼がショートでバー
ディをとった場面を見た。パブの雰囲気を堪能して、疲れも取れ、議事堂に向か
う。
ウエストミンスター寺院
残念ながら入場できなかった議事堂
ウエストミンスター寺院
議事堂は本日観光客入場ストップ。会期中なのか、曜日や、日付で振り分けてい
るのか、とにかく明日なら良いとのこと。諦めて隣のウエストミンスター寺院へ。
入場料15£(シルバー13£)で入場。日本語イヤホンガイドは無料。王様の
戴冠式をする寺院だけあり、1000年の歴史と、内蔵するチャペルの数は夥し
い。納められている棺の数は数知れず。大理石で像が彫られたりしているものも
ある。ローマ法王との争い、お王位継承の争いなどの説明もあったが、あまりの
ボリュームで頭に入らない。有名詩人ディケンズ、シェイクスピアやヘンデルな
どの墓もある。緑の芝生の中庭の回廊を巡って漸く見学コース終了。出口近くの
チャペルに、ダーウインとニュートン、チャーチルの墓もあった。
議事堂の前の広場にはなにやら抗議団体が、「資本主義は働かない」などとプラ
カードや横断幕、を掲げ、テントが20張りあり。ここにはリンカーンやマンデ
ラさんの像もあった。
官庁街 歴史を感じさせる
河畔の土産物屋
トラガルファー広場の傍で絵葉書を買い、夕食(中華料理)の待ち合わせ場所、
ピカデリーサーカスのエロス像を確認し近くのパブでビール(ハイネケン1/2
パイント2£×2)を飲みながら、ハガキを書く。子供たちには3枚目だ。昼に
入ったパブより明るく、賑やかだ。
約束10分前にエロス像前に。なんとそこで昨年訪れたリヨン在住の知人にバッ
タリ出会った。ヨーロッパで唯一の知り合いと出会うのは、あまりにも偶然で驚
いた。
驚いていたら、それは、友人同士連絡を取り合ったサプライズだった。
嬉しいサプライズに浸りながら、皆で中華街へ。入った店は結構美味しかった。
本日は休肝日だと密かに考えていたが、紹興酒が進んだ。話が盛り上がり、気が
ついたら3時間経っていた。
美味しかった中華料理屋
日が暮れ、涼しくなった街を涼みながら帰る。相変わらずパブの前は人だかりを
している。