お店は圓頓寺商店街の入口すぐ脇にある
友人K君の息子が名古屋圓頓寺商店街のすぐ横にスペイン風の居酒屋(BARバル)を開いたと聞いたので、友人たち4人と押しかけた。お店の名前はバルコ。まだ7時前なのにそこそこお客さんで賑わっている。
息子は明るく活発な男で、好感が持てる人間だとかねがね感じていた。サントリーで修行をしてきたのだが、家業の酒販店を継ぐだけではエネルギーが余ってしまうのだろう。今日も如才なく早速席に挨拶に来たと思ったら、慌ただしく何やら外出した。
それはさて置き、なかなか感じの良い店である。店員のほどが良い。最近の居酒屋チェーン店では馬鹿に肩に力の入った応対をする店があるがそんな事もなく適当に積極的で、それでいて押し付けがましさがない。自然体である。
料理は皆そこそこ美味しいし、リーズナブルである。
だがなんといってもこの店の特徴はワインの安さだろう。そこそこのワインが3000円前後で楽しめる。ハウスワインがマイルドだ。お薦めである。
ワインの品数は選ぶのに苦労するくらいの品数が揃っている。それもそのはず、もともとは酒販店の経営なのだ。スペインの現地ではこんな感じと、価格の居酒屋が沢山あるのだろうな、と思わせる。2階は40人が入る団体席の大部屋と、落ち着いた個室が1つあった。
久しぶりにあった友達と会話とワインが弾み、ついつい飲み過ぎたのが唯一の後悔である。
雰囲気と料理とワインの揃った(もう一つリーズナブルな価格設定:平均客単価は3000円だそうだ)、気軽に立ち寄れる店だ。
入り口にはカウンター席もあり、お一人様にも対応
このパエリアも程よく焦げ目がついて美味しかった。