
寒さが厳しくなってきました。
こんな時にはなんといっても温泉でしょう。諏訪まで降りていって温泉に浸かって来ました。
諏訪湖畔にある片倉館。諏訪に製糸業を起こした片倉財閥の2代目、片倉兼太郎氏が1928年に造った温泉リゾートである。ヨーロッパのお城みたいな洋館が迎えてくれる。国の重要文化財に指定されているそうだ。

玄関ロビー 奥が受付

脱衣場
玄関の扉を開けると受付、銭湯の番台ではないが、いかにも時代がかっている。脱衣所もまるで銭湯だ。何やら懐かしい雰囲気を感じながら浴場に入る。
総タイル張りで、角には大理石の彫像が飾ってあり、天井が高い。丸いステンドグラスの窓もあり,正に大正/昭和初期の風情である。
真ん中の大きな浴槽にどどっと大量の湯が流れ込んでいる。その浴槽が深い。1m以上はあるだろう。そこには綺麗な黒砂利が敷かれていて足裏に気持ち良い。
とっぷりと湯に浸かり、ゆったりとした時の流れを体感した。のびのびとした感覚は、本来の温泉にきたなあ、といったところだ。
諏訪においでになった時には是非お立ち寄りをお薦めする。
