


第68回国民体育大会総合開会式は、東日本大震災復興支援「とどけようスポーツの力を東北へ」のスローガンのもと、スポーツ祭東京2013と銘打って54年ぶりの東京開催として、行われた。場所は調布市の味の素スタジアム。
2020年オリンピック東京開催が決定したこともあり、警備も厳重を極め、オープニングプログラムも開会式も、かなり手の込んだ豪華なものだった。まるでミニ五輪のようだと言って良い。


バトントワーリング、応援パフォーマンス、ゆりーとダンス、炬火集火式などはいいとしても、巨大文字の揮毫、沖縄エイサー、ブルーインパルスの飛行、火と光に彩られた数十校参加のマスゲームなど、かなり人とお金をかけたプログラムが続いた。夕方から夜にかけた開会式は国体史上始めてだそうだが、天皇陛下も途中休憩されたくらいの時間をかけた。選手団の規模がアナウンスされたが、大抵の県が300~400人の処愛知は600人と流石である。開催県の東京都は1000人と別格であった。




警備の都合からか、4:15分から7:30まで競技場は閉鎖され、入退場は制限された。選手団の入場が終わる頃には日が落ち、照明が映えた。エンディングはエブリ・リトル・シングのコンサートであったが、音響のせいか歌詞が聞き取りにくく、残念であった。







15:30から19:45分まで盛大に行われた開会式であったが、オリンピック招致に成功した余韻と意気込みが十分に感じられた開会式であった。光と音と花火と出し物の多さが目立った。しかし東京都はお金持ちだなあ。