店構え
前菜 鱧のゼリー寄せ
稚鮎の柔麺
お刺身 甘エビ、真鯛、ワラサ、タコ
盛り込み料理
ふぐ白子の茶碗蒸し
鯛雑炊
デザート ババロア、コーヒーゼリー
久しぶりに美味しいものを食べた。家内がネットで近所の割烹を探して、見つけたところで、しばらく本格的な外食をシていなかったのででかけた。
カウンター9席、テーブル2✕2席のこじんまりした店で、板前一人、お運び一人で切り盛りしている。応対もキビキビとしていて無駄が少なく、期待できるとワクワクして待った。開店して30分位のうちにほぼ満席状態。
前菜がガラスの器で出てくる。冷たく冷やしたゼリー寄せちょっと濃い目の味かと思ったら、次の稚鮎の柔麺はちゃんと薄味の出汁、お刺身も一々手が入っている。
そしてメインの盛り込み料理、量と質に圧倒された。マグロのパテ、たまごサンド、枝豆、さつま芋 トマト豆腐、水菜の煮浸し、卵焼き、ニシ貝、豆アジ南蛮漬け、さば寿司、煮ダコ、煮こごり、ローストビーフと盛りだくさんである。
この盛り込み料理にも何かしら工夫が感ぜられ、楽しい。ついつい箸が進む。次は温かい茶碗蒸し、雑炊と進み、デザートの頃はもうお腹いっぱいになっていた。
見ると、同じくらいに入った客は誰も席を立っていない。ここは夜一回転しかしない店なのだ。ゆったりと美味しいものを堪能して大満足で店を後にした。予約がなかなか取れないというのも腑に落ちる。
良い店を見つけたという満足感も別に味わった。