名古屋の老舗料亭河文に招待された。
繁華街のこの一角だけ、雰囲気がある。男の方が出迎えに出ておられた。
正面玄関に葵の金の御紋章が出迎える。ちょっとした緊張感が漂う。
長い廊下の奥の、中庭に面した部屋。水鏡と石舞台が簾越しに見える。
芸どころ名古屋、というのはこんなところから、か。
静かで落ち着きのある雰囲気です。
お女将さんはそつがなく、風格のある方でした。
名妓連のひと美姐さんは、篠笛の名手。弟弟子である、本日の座主と合奏もされた。
こうしてみると、座り方(姿勢)が微妙に違う。
本日の座主は器用な方で、マジックもされ、クラリネットも嗜む。私より一つ上ですが、
IT機器を使いこなす。良家のご出身であり、いやみのない、楽しい方である。
老舗でありながら、堅苦しさを感じさせる事なく、とても楽しめた一夜でした。
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