がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

道南旅行その7 虎杖浜 民宿500マイル 2

2011年10月03日 23時01分37秒 | 仕事/作業

午後6時前。

 

お風呂から上がって道具を部屋へ置き、カメラを持ち出した。

ミケ猫とモノクロ猫にあった。 とても慣れていて部屋にまで入ってくる。

写真を撮ったが、動いてぶれてしまった。

 

階下へ降りて、外へ出てみた。

 

国道沿いで郊外。 車の通りは結構激しく、またスピードが出ている。 ネコたちにとっては結構危険な場所だ。

壁にはお客さんからの「ありがとう」メールや写真がいっぱい貼ってあった。

その中に、ここに住むネコたちの紹介があった。

 

今3匹がこの民宿の住人であり、2匹の子の母ネコは数年前に目の前の道路で車に轢かれて死んだともあった。

1匹は民宿前に捨てられていた子だそうだ。

 

 

 「ごはんだよ~」 と女将さんから声がかかる。

 

1階の、一番奥の男性陣の部屋の隣、12畳ほどあるだろうか。

そこが今日の夕げの部屋となっていた。

 

これが1人分。 すごいでしょ?

 

鮭とマイタケ、野菜のちゃんちゃん焼、イカのしゃぶしゃぶ、刺身4種盛り、松前漬け、卵豆腐、ホッキのサラダ、タラの煮つけ、ごはん、味噌汁。

名物はホッキ。 柔らかく癖がなく美味しかった~♪  米も契約栽培の「あや」という品種を使っており、もちもちとした甘く美味しいご飯だった。 マイタケはM氏が事前に民宿へ送っていて、料理自慢のここのご主人が腕を振るってくれたという。 すべて手作りというのが自慢だそうだ。

 

中央が女将さん。 話が上手でお客さんを飽きさせない。 

そしてくるくると本当によく動く。 見ていて気持ちいいくらいなのだ。

つい 「手伝いたい」 とこぼして、みんなに笑われた。 「今日くらいお客でいなさい。」と。 

 

食事はみんなとってもおいしかった。 量的にかなり多かったのだが、残すなんてもったいない。出されたものをすべて食べつくし、     ・・・  食べ過ぎた   ・・・

 

9時くらいまで皆でワイワイ食事をしただろうか。

後片付けが始まったのでちょっとだけ手伝って、部屋に戻ってテレビをつけたら 「ミッションインポッシブル」 スパイ大作戦。

 

めったに見ないテレビをつけたら、ちょうど楽しめる番組にあたったようだ。

 

今日は楽しませてもらおう。

 

もう一度、露天風呂を楽しみに行った。

一人、小さな明かりの灯る露天に浸かり波の音を聞く。

 

遠くに漁火がいくつかまたたいていた。 う~ん。 いいなぁこの時間。 ← 話が前後したが このことを伝えたかったのだ。(笑)

 

 


道南旅行その6 虎杖浜 民宿500マイル 1

2011年10月03日 22時10分27秒 | 仕事/作業

午後5時半。 白老のアイヌ資料館ポロトコタンを後にする。

あとはこのまま宿泊する民宿500マイルさんへ向かう。。。。   

とかいってるうちに白老の町ん中で迷子になるし。(^_^;)

 

またもやipad設定ミス。 民宿500マイルさんは虎杖浜(こじょうはま)。 なのに、がんぼ車はなぜか白老町市街をぐるぐるしながら「あれ~? ないねぇ??」

 

もう一台のK車へ連絡をとってもらい、「今どこぉ~??」 (笑)

 

市街地から海沿いを走る国道へ出、しばらく走って、待っていてくれたK車と合流。 いかにも自分はわかって走ってますみたいな顔して先を走る。(・。・;  Kさん、すんません。

 

苫小牧市を通過し、北海道の南海岸線を登別へ向けて30分くらい走ったかねェ。 

知らない土地を走るときは時間や距離がとても遠く長く感じるもの。

地図では「国道沿い。向かいにセイ○ーマート」

 

あぁ、あったあった。

ぞろぞろと荷物を抱え、入っていく8人のメンバーに、気さくな女将さんが部屋割りをしてくれる。

 

男性4人・女性5人のうち、1組がご夫婦。 残る男性3人で1階の1部屋。 女性4人で2人ずつ2階の部屋。

K奥様と同部屋になるはずだったが、K奥様は腰を痛めて欠席。 

「いびきをかくらしいので迷惑かけるかも ・・(-_-;)」 ともらすと、女将さんが 「じゃぁ、あんたこっちの部屋ね!」 

夫婦部屋、女性2人組部屋とは少し離れて、トイレ・洗面所をはさみ、離れた部屋に。 

一人隔離状態か(笑)

 

でもまぁ逆に気兼ねせずともよい一人部屋となる♪

 

 

 

窓を開けると太平洋。 波の音が心地いい。

 

荷物を落ち着けて1Fへ下りて行ってみると、お風呂は女性が先! と何やら盛り上がっていて、 どうやら天然(手作り)露天風呂があるらしく、女性陣は男性よりも優先して貸切で入る! ということになったらしい。

お風呂はそこしかないと思っていたので、置いて行かれては困ると慌てて風呂道具を抱えて露天風呂へのドアを開けようとしたら・・・ 鍵かかってるし。

すると    「あ~ちょっと待ってよ~今あけるから~」

 

ドアが開き、目に飛び込んできたのはW奥様のすっぽんぽん。(*^^*)   きゃ~♡

 

 

なんでいきなりすっぽんぽん?!とびっくりしたら、 ドアを開けると目の前は太平洋。 ガラスも仕切りも何もない。

足元には石と人工芝を敷き詰めた湯船があり、細い鉄管からは適度なお湯が絶えることなく注がれる。

驚いたが、素晴らしい光景だった。 

 

普通なら、「お風呂」と書かれた扉を開くとそこは脱衣所で、さらに扉を開くと浴場で・・ だと思うのだ。

ところが廊下にある 「露天風呂」 と張り紙された室内ドアを押し開けたらいきなり太平洋なのだ。 (笑)

 

脱衣所といっても、先ほど入ってきたドアを閉めればもうそこは浴室。 数歩(5本の指で間に合う)歩けば湯船にドボンの状態だ。

洗い場に脱衣かごが置かれているという感じ。

 

W奥様は、湯船に入っていたところを私がガチャガチャやったので、「待ってよ~」と裸のまま開けに来てくれたのだ。

 

ざっと体を洗ってドボンと湯船に。 目の前に広がる海と波の音と、遠くに見える大型フェリー。 カモメがとんだ~♪

いいなぁ~・・ これだけでも今回の旅は来たかいがあるよ。

 

普段あまり旅行慣れしていない私で、民宿に泊まるというのは初めてだったが、この宿泊施設は最高だ。

もう薄暗くなったので露天風呂からの眺めは明日朝にでも写真を撮ろうと思っていたのに・・・ そのまま忘れてしまった。もったいない。

 

急がないと後には男性陣が控えている。 さっさと上がらないとね。


内容掲示

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