唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
498t 対 6,182t、498tの勝ち
今朝早く、東京湾口、千葉県館山市の洲崎灯台の沖合約9キロで青森港所属の貨物船「津軽丸」(498トン、乗組員5人)と、フィリピン船籍の貨物船「イースタン・チャレンジャー」(6,182トン、乗組員25人)が衝突した。イ号は船首部分を大破して浸水し始めたために巡視船などが現場に駆けつけフィリピン人乗組員全員を救助した。双方の乗組員に怪我はなかったが、イ号の浸水は止まらず正午過ぎに東京湾の藻屑と消えていったらしい。事故当時の東京湾では濃霧が発生し、現場の視界は約150メートルしかなかったということだが、レーダーや目視で他船を避けることは出来なかったのだろうか。
それにしても、498t と6,182tの船がぶつかって6,182tの方が沈没してしまうって、どういうことなんだろう。「当たり所」が悪かったのか、イ号がいわゆる老朽船だったんだろうか。昔々の木造船が沈むのとは違って沈んだ後に燃料が漏れてくることもあるだろうから汚染も心配だ。座礁した船の船主が撤去費用を支払えないために長期間海岸近くに船体が置き去りにされたままということも少なくないらしい。四方を海に囲まれた日本ゆえ海運に頼らざるを得ないのは当然だけれど万が一の事故の場合も海洋汚染をある程度防げる船、汚染の処理費用を負担できる船だけが沿海航行・入港できるようにはならないものなのだろうか。
安全・安心な船による輸送によるコスト上昇は避けられないとしても、トータルで、長いスパンで考えれば結局はそのほうが安いということになるんじゃないかって、郷秋<Gauche>は思うんだけどなぁ・・・。
今日の一枚は、山吹(やまぶき)。やまぶき色とはこの花の色のこと。
それにしても、498t と6,182tの船がぶつかって6,182tの方が沈没してしまうって、どういうことなんだろう。「当たり所」が悪かったのか、イ号がいわゆる老朽船だったんだろうか。昔々の木造船が沈むのとは違って沈んだ後に燃料が漏れてくることもあるだろうから汚染も心配だ。座礁した船の船主が撤去費用を支払えないために長期間海岸近くに船体が置き去りにされたままということも少なくないらしい。四方を海に囲まれた日本ゆえ海運に頼らざるを得ないのは当然だけれど万が一の事故の場合も海洋汚染をある程度防げる船、汚染の処理費用を負担できる船だけが沿海航行・入港できるようにはならないものなのだろうか。
安全・安心な船による輸送によるコスト上昇は避けられないとしても、トータルで、長いスパンで考えれば結局はそのほうが安いということになるんじゃないかって、郷秋<Gauche>は思うんだけどなぁ・・・。
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