無理を承知で

 フリー走行2の結果から決勝レースの行方を占ってみよう。

 <サン・マリノGPフリー走行2の結果>
 1位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 1'25"043 MI
 2位:ミヒャエル・シューマッハ / フェラーリ / 1'25"371 BS
 3位:ロバート・クビカ / BMW / 1'25"421 MI
 4位:アンソニー・デビッドソン / ホンダ / 1'25"699 MI
 5位:フェリペ・マッサ フェラーリ フェラーリ / 1'25"699 BS
 6位:ジャン-カルロ・フィジケラ / ルノー / 1'25"991 MI
 7位:ヤルノ・トゥルーリ トヨタ / 1'26"029 BS
 8位:アレクサンダー・ブルツ / ウイリアムズ・コスワース / 1'26"328 BS

 ゲンのいいイモラでミヒャエルが飛ばしている。フリー1では残り5分というところで登場しあっさりとトップタイムを記録。フリー2ではアロンソにかわされはしたものの2番手タイムと地元で気をはいている。マッサも5番手とよく着いて行ってはいるが、いささか物足りないか。

 BMWのテストドライバー、クビカが3番手である。フリー1でも3番手タイムと好調を維持しているが肝心の本番担当ドライバーが10-15と沈んでいる。沈んでいると言えばモントーヤとライッコネンが9-12位、バトンとバリチェロが11-13位、ニコ・ロズベルクとマーク・ウェバーが17-19位、トゥルーリとラルフが7-22位。

 こうして見るとアロンソとミヒャエルだけが本気で速さを競い、他のドライバーは本番用セッティングを見つけることに専念しているかに見える。だとするとだ、アロンソとミヒャエルは既に本番用セッティング完了、決勝はこの二人の一騎打ちとなるのか。まてまて、予選でスーパーラップを決めるタイッコネンを加えた三つ巴の戦いにならなければつまらんぞ!

今日の一枚は、公孫樹(いちょう)の芽吹きを俯瞰した図。

[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
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