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F1 第4戦サン・マリノGP予選終了

 昨日のフリー走行2の結果から、今日もルノー/アロンソとミヒャエル/フェラーリがしのぎを削る予選を期待していたが、何とミヒャエルがポール・ポジション。その後ろに着けたのはバトン、バリチェロのホンダコンビだ。更にはミヒャエルの僚友マッサが続きアロンソはよもやの5番手。アロンソとミヒャエルの間を割ってライッコネンが滑り込み、決勝では三つ巴のレースを期待していたのだが、ライッコネンまさかの失速。

 <サン・マリノGP予選結果>
 1位:ミヒャエル・シューマッハ / フェラーリ / 1'22"795 BS
 2位:ジェンソン・バトン / ホンダ / 1'22"988 MI
 3位:ルーベンス・バリチェロ / ホンダ / 1'23"242 MI
 4位:フェリペ・マッサ フェラーリ フェラーリ / 1'23"702 BS
 5位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 1'23"709 MI
 6位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / 1'23"772 BS
 7位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン / 1'24"021 24 MI
 8位:キミ・ライッコネン / マクラーレン / 1'24"158 MI

 今シーズン初めて2台揃って上位につけたホンダは3週間のハードワークが報われたということか。もっとも決勝ではトップについていけないレースを3回続けて見せつけられている。今回はいかに。2台揃って脱落のマクラーレンには何が起こったのか、あるいは何が足りなかったのか。もっとも最後尾からでも表彰台を狙えるライッコネンのことであるから、まだまだ期待を捨てるわけには行かない。

 トヨタ勢はラルフが6番手につけたもののヤルノは9番手に沈んだ。ウイリアムズの二人も10-13と生彩を欠く結果となったが、ワークスチームの開発テンポについていくのはやはり厳しいということなのか。それでもBMWの12-15の上を行くのはサー・フランク・ウイリアムズの意地だ。

 イモラで66回目のポール・ポジションを獲得したミヒャエルはついにアイルトン・セナのポール記録を更新し歴代単独トップに躍り出た。これでチャンピョン獲得回数、優勝回数、PP獲得回数のいずれも単独でトップをさらったことになる(はて、FLはどうであったか)。地元イモラでこの偉業を成し遂げたミヒャエルは2週間後のニュルブルクリンクで2007年続投を発表するのであろうか。

 さて、SAF1だが予定通り21-22番手で予選を終了。しかし、琢磨がミッドランドのアルバースに対してコンマ521まで詰め寄ったのは明るい材料だ。このタイム差ならば、スタートで前に出ればフィニッシュまで押さえ込むことも可能だろう。もうひとつ、井出のタイムが琢磨の1.5秒落ちに収まったのもよい材料と言える。だがしかし、ミヒャエルを、近くはニコを引き合いに出すまでもなく、優れたドライバーはF1ステップアップの緒戦からよいタイムを出すものなのだ。井出には厳しい言い方かもしれないが、慣れを必要とするドライバーは本来F1には必要ないのである。

 さて、明日の表彰台だが、高い所から順にミヒャエル、アロンソ、ライッコネンというのが郷秋<Gauche>の予想だが、これではさして面白いレース展開とはならないということになる。波乱を期待したいものである。
 
今日の一枚は、遅れて盛りを迎える八重桜。
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