goo blog サービス終了のお知らせ 

機械遺産

 日本機械学会が、2007年6月に創立110周年を迎え、その記念事業の一環として、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本国内の機械技術面で歴史的意義のある「機械遺産」(MechanicalEngineering Heritage)を認定することにしたのだという。

 今回認定された25件がこちらに掲載されているので、興味を持たれた方は是非こちらをご覧頂きたい。

 郷秋<Gauche>としても、この「機械遺産」の趣旨は良くわかるんだけど、問題は、果たして今回選定された25件が、日本の工業技術110年を、本当に代表しているかどうかだな。残念ながら、郷秋<Gauche>には判断のしようがないけれど。

 ただ、思うのは、やけに素人の郷秋<Gauche>が知っているものが多いなということである。マツダ10A型ロータリーエンジン、ホンダCVCCエンジン、0系東海道新幹線、YS11、ホンダ・カブF型エンジンなどがそれで、全体の1/5にもなる。それだけ、機械が我々の身近なところにあったということもいえるけれど。

 郷秋<Gauche>的には、例えば、当時世界最大級であった発電機(これは電機遺産か?でもタービンは機械だろう)、横浜のランドマークタワーに設置されている世界最速のエレベーター、トヨタプリウスのハイブリッドエンジンシステム、ニコンの一眼レフカメラ“F”とか、携帯電話用の超小型振動モーターなどが選出されていてもいいと思うんだよね。これから毎年追加と入れ替え戦があることを、大いに期待したいものだぞ。

今日の1枚は、もうこんなに大きくなっている、栗。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )