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二強と四強

 今シーズンいよいよ終盤だなと思ってこれまでの12戦を振り返ってみて気がついた。今年の二強、つまりフェラーリとマクラーレンの2チームが仲良く6勝ずつ。そして今年の4強、ライッコネン、マッサ、アロンソ、ハミルトンの4人ガ仲良く3勝ずつ。それでトップでチェッカーを受けたレース以外の成績により、ポイントは84ポイントから68ポイントまで、16ポイントの差がある。

 今年の残りレースは5つ。ポイントリーダーのハミルトンの優位は動かないが、16ポイント後方にいるライッコネンにも勿論、逆転の可能性が残されている。16ポイントビハインドのライッコネンに比べれば、僅か5ポイント差のアロンソには、チャンピョン獲得の可能性が十分以上にある。

 もしも、もしもの話しではあるが、アロンソが2007年のチャンピョンに輝くとすれば、それはセナもプロストも、そしてハッキネンも為し得なかった3連続のタイトル獲得となる。その上にはミヒャエルの5年連続、ファンジオの4年連続という金字塔があるけれど。

 気が付いてみれば、2007年シーズンのタイトル争いは、かつてない接近戦で行われているのである。1週間後、モンツァでのレースが待ち遠しいぞ。

 

 例によって、記事本文の内容とは何の関係もない今日の1枚は、黄色くなってきた稲田と猪苗代湖の向こうに霞んで見える布引山(手前の田んぼは猪苗代町。湖の向こうに見えている山々は、かつでは会津布引山と言われたようだが、現在の行政区分では郡山市に属する、布引山)。昨日の1枚と類似していて恐縮だが、今日は布引山の中央から左側の稜線上に微かに見えている、櫛の歯のような「突起」に注目いただきたい。この「突起」の秘密は、明日、明かされます。
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