唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
どうする、福島空港
JAL(日本航空)が今年度中に21路線を廃止又は減便することが新聞各紙で報道されている。もっともこの問題はひと月ほど前に浮上し、関係する自治体では既に大きな問題となっていた。
現在一日8便が運行されている福島空港では、JALの大阪便(関西および伊丹各1便)およびJTA(日本トランスオーシャン航空)の那覇便、計3便が廃止となり、便数がほぼ半減となるなど県の経済に与える影響が大きいことから、知事自ら上京し陳情するなどしていたが、減便の計画が覆ることはなかったようである。
もともと需要が多いとは思えなかった場所に設置した空港であることから、早晩このようなことになるのではないかと思ってはいたけれど、航空燃料の急激な高騰がその時期を早めたとも言えるようだ。
特に福島-大阪便はIBEX(アイベックスエアラインズ)がANA(全日本空輸)と共同で3便(いずれも伊丹便)を運行しているダブルトラック(同じ路線で2社が運行していることをダブルトラック、3社運行の場合にはトリプルトラックという)となっているが、IBEX-ANAが50席のCRJ200で運行しているのに対してJALは150席の737-400を使用している。
この席数と運行頻度が、IBEX-ANAは残りJALは撤退と言う結果を生んでいるように思える。時代は小型機による多頻度運行であるが、JALはこのニーズに応えられなかったということなのだろう。JALが大阪便から撤退することから、IBEX-ANA便の搭乗率は向上し、同時に収益率も改善されることだろう。ANAとJALの企業体質を見るかのようである。
ANAとJALの問題はさておき、問題は福島空港である。国内線が日に8便(既述の他にANAの新千歳便が2便)、国際線が週に7便(ソウル5便・上海2便)の地方空港から国内線が3便なくなってしまうのだから、空港の存続にも関る大事。知事自ら陳情のために上京するだけのことはあるわけだ。
しかしだ、国内線や近距離国際線なら747(ジャンボジェット)も就航できる(燃料満載の長距離便の離着陸は無理なはず)60m幅、2500mの滑走路が、まったく宝の持ち腐れだなぁ・・・。
注:何故唐突に福島空港なのかといぶかる方もおいでかも知れませんが、郷秋<Gauche>のふるさとが福島だから。つまりそういうことで、福島ネタの多い「郷秋<Gauche>の独り言」なのであります。
例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、なるせの森で撮影した「深山風」の写真。同じ場所で紅葉の時期に撮ったものはこれまでにもご覧いただいていますが、緑の濃い時期の写真は初登場だと思います。ちょっと涼しげで、いいでしょう?
現在一日8便が運行されている福島空港では、JALの大阪便(関西および伊丹各1便)およびJTA(日本トランスオーシャン航空)の那覇便、計3便が廃止となり、便数がほぼ半減となるなど県の経済に与える影響が大きいことから、知事自ら上京し陳情するなどしていたが、減便の計画が覆ることはなかったようである。
もともと需要が多いとは思えなかった場所に設置した空港であることから、早晩このようなことになるのではないかと思ってはいたけれど、航空燃料の急激な高騰がその時期を早めたとも言えるようだ。
特に福島-大阪便はIBEX(アイベックスエアラインズ)がANA(全日本空輸)と共同で3便(いずれも伊丹便)を運行しているダブルトラック(同じ路線で2社が運行していることをダブルトラック、3社運行の場合にはトリプルトラックという)となっているが、IBEX-ANAが50席のCRJ200で運行しているのに対してJALは150席の737-400を使用している。
この席数と運行頻度が、IBEX-ANAは残りJALは撤退と言う結果を生んでいるように思える。時代は小型機による多頻度運行であるが、JALはこのニーズに応えられなかったということなのだろう。JALが大阪便から撤退することから、IBEX-ANA便の搭乗率は向上し、同時に収益率も改善されることだろう。ANAとJALの企業体質を見るかのようである。
ANAとJALの問題はさておき、問題は福島空港である。国内線が日に8便(既述の他にANAの新千歳便が2便)、国際線が週に7便(ソウル5便・上海2便)の地方空港から国内線が3便なくなってしまうのだから、空港の存続にも関る大事。知事自ら陳情のために上京するだけのことはあるわけだ。
しかしだ、国内線や近距離国際線なら747(ジャンボジェット)も就航できる(燃料満載の長距離便の離着陸は無理なはず)60m幅、2500mの滑走路が、まったく宝の持ち腐れだなぁ・・・。
注:何故唐突に福島空港なのかといぶかる方もおいでかも知れませんが、郷秋<Gauche>のふるさとが福島だから。つまりそういうことで、福島ネタの多い「郷秋<Gauche>の独り言」なのであります。
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例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、なるせの森で撮影した「深山風」の写真。同じ場所で紅葉の時期に撮ったものはこれまでにもご覧いただいていますが、緑の濃い時期の写真は初登場だと思います。ちょっと涼しげで、いいでしょう?
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