ウィリアムズの二人は揃ってバレンシアに期待感

 3週間の夏休みを経て、2008年F1シリーズが再開される。再開第一戦はスペインはバレンシア市街地コースで行われるヨーロッパGP。このコースでのレースはF1では初めて行われるわけだが、F1に先立って実施されたGP2の結果を見れば判るとおり、市街地コースでありながら、相当なハイスピードコース。そしてF1ドライバー全員が初めて挑むコースである。

 そんなことを含んでのコメントでもあるわけだが、ウィリアムズの二人のドライバーは、「ああいったタイプのコースだと僕たちのマシンはうまくいく。だからいいパフォーマンスが発揮できるって思っているよ」「グリッド上のすべてのドライバーが、僕と同じ状態でサーキットを学ぶのは初めてだよ!」(以上、中嶋)、「バレンシアは僕たちのマシンに合っているサーキットのはずだ。だからいいレースをして、前向きな何かをスペインから持ち帰れたらいいね」(ロズベルク)と、共に大いに意気込んでいる。

 バレンシア市街地コースでのレースは、中嶋が言う通りすべてのドライバーが初めてのコースと言うイコールコンディションではある。だが、それはマシンのポテンシャルと同時にドライバーの能力が試されることにでもあるわけだ。これまで同僚と同ポイントを獲得してきたが、予選でのパフォーマンスが十分とはいえない中嶋。ここはぜひともQ2どころかQ3進出を目指して頑張って欲しいものである。ヨーロッパGPはいよいよ明日、開幕。
 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、これも今が盛りの花、芙蓉(ふよう)。
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