レッドブルを止めたのはハミルトン

 2010年F1第8戦、カナダGPの予選が終わった。レッドブルの連続ポールポジション記録がストップした事が最大のニュースかな。その記録を止めたのはやっぱりマクラーレンのハミルトン。ここ数戦のタイムを見るといつかは来るだろうと思っていたけれど、郷秋<Gauche>の予想より2、3戦早かった。

 アロンソの4位は殊勲賞ものだな。マッサが7位に留まったことを考えるとなおさらアロンソの速さが際立つ。同様にチームメイトに置いて行かれたバトンはアロンソの後ろの5位だが、タイヤに厳しいハミルトンと優しいバトンとを考えると、決勝レースでの差は予選ほどは無いかも知れないな。

 驚くべきはリウッツィ6位、スーティル9位とメルセデスの上を行くフォースインディアの大躍進だ。ここまで来るとは思わなかった嬉しい誤算。そのフォースインディアの後塵を拝すことになったがウィリアムズは11-12位とまずまずのところに付けて来た。後半戦でのQ3進出に向けてカナダで弾みを付けることが出来るか。

 ザウバーの二人はデ・ラ・ロサ17位、小林可夢偉18位と冴えない結果。ロータスに先行されなかったのは不幸中の幸いだが、この位置からのスタートはアクシデントに見舞われる可能性が大きいから要注意である。って、これくらい後ろだと問題ないか?


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、石榴(ざくろ)の花。原産地には諸説あるがいずれにしても地中海を取り囲む地域。日本へは923年に中国から渡来したとされている。日本に住み着いて10世紀を経ていることになるがやはり在来種とは違った趣を感じる花である。
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