EMフェチ

 はい。云われなくても判っていますって。だからそれ以上、云わないでください。判っていますって。また買ってしまったのです。Nikon(ニコン)EMを。しかも今度はZoom-NIKKOR 35-70mm 1:3.3-4.5も一緒に。

 どうも郷秋<Gauche>はEMには「目」がないらしい。ちょっと程度の良いEMを見かけると、どうしてだかわからないのですが、買わないではいられなくなってしまうのです。こう云う状態を世間ではフェチとかパラノイヤと云うようですが、郷秋<Gauche>としては、所謂人類愛、いや、違った。カメラ愛精神が呼び起されるのです。このまま燃えない「ゴミ」とするわけにはいかないだろうと。その対象がライカだったりするとまた話はちょっと違ってくるののかも知れませんが、どんなに程度が良くても最大1万円台前半のEMだと、やっぱ買ってしまうのですよ。

 今回郷秋<Gauche>のもとにやって来たEMは掛け値なしの極上品。30年前の製品ですと云われてもにわかに信じがたい、そんな状態です。30年たっても古く見えないそのデザインが優れていた証でもあります。同時に購入した35-70mmもなかなかの上物ですが、EM本体と比べると少し落ちるでしょうか。

 ほぼ同時期、ほぼ同焦点距離のレンズであるSERIES Eの36-72mmと比較すると、NIKKOR 35-70mmの方が小さくて軽いのですが、短い鏡胴の中にピント環、ズーム環そして絞り環と三つのリングを配しているがために、男性の手の大きさでは必ずしも快適な操作性ではなく、少々大きく重たいけれどSERIES Eの36-72mmの方が現実的であるように郷秋<Gauche>には思えるます。36-72mmはF値も全焦点距離で3.5で固定だし。

 それにしてもだ、発売以来30年が経つと云う今、パッケージ未開封であったかと思わせんばかりのEMを入手できた郷秋<Gauche>は超ラッキー。「使いもしないのに無駄遣いだ」などとは云わないで欲しい(^^;


 郷秋<Gauche>の独り言にしては珍しく今日の記事内容に沿った一枚は、もちろん本日入手した程度超抜群のNikon(ニコン)EMです。
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