イプシロン、発射ならず

 今日、13時45分に予定されていた12年振りの国産の新型ロケット「イプシロン」の打ち上げが、発射19秒前に異常が見つかり中止となった。がっかりと云えばがっかりではあるが、例えはカウントダウン通りに打ち上げられたは良いけれど直後に爆発とか、途中までは上がったけれど肝心な衛星を予定の軌道に投入できないなどの「失敗」と比べれば、直前でも「マッタ」をかけつ機構が機能していることを確認できたわけだから、ある意味良かったとも云える。

 イプシロンは自己診断機能を搭載したり、PC2台で発射制御が可能で当たり、最短3日で打ち上げ準備ができたりと云う最新機能を搭載しているロケットである。原因はしっかり調査して欲しいものだが、繰り返しになるが、今回の打ち上げ中止は失敗ではなく自己診断機能が正しく機能していることを確認できたのだと前向きに評価し、数日内の発射に期待したい郷秋<Gauche>であるぞ。

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