唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ハイブリッドカーはホントに経済的なのか
数日前に気になる記事を見た。トヨタのハイブリッドカーのバッテリーの保証が走行5万kmまでで、それを超えた場合には性能低下によりバッテリーを交換すると約20万円かかるのだとか。最近、カローラにハイブリットタイプが追加になったけれど、同グレードの通常バージョン車(ガソリンエンジンのみ搭載)と比べると30万円高いとの事なので、プリウスにしてもアクアにしてもカローラにしても、走行5万km以降にバッテリーを交換すると、新車購入時の30万円と併せると50万円も割高になるのだとか。これじゃぁ、ユーザーベースで考えても元が取れない。
そんなこんなでトヨタのハイブリッドカー(具体的にはプリウスの事だが)は走行5万kmでバッテリー性能が低下して来ると、バッテリーを交換するのではなく下取りに出され、結局は廃車・解体されるのだとか。道理で初代プリウスを見かけることがないわけだが、ユーザーサイドとしては当然の選択とは言え、ガソリンエンジン車なら10年以上、2人目、3人目のオーナーに愛用されるのに、ハイブリッドだと6、7年でスクラップになるとは、これじゃぁまったく「エコ」じゃ無いじゃないか。
ちょっと少ない情報での判断であり、あるいは正しくない部分もあるかも知れないけれど、大筋としては間違ってはいないんじゃないかと云う気がする。もしハイブリッドカーがそうなら、バッテリーが更に高価なEVの場合にはどうなるのだと、心配になる郷秋<Gauche>であるぞ。
Website「恩田の森Now」に26日撮影した写真を掲載いたしました。秋の気配が感じられる森をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
コメント ( 2 ) | Trackback ( )