年頭にあたって

 何も考えては居らぬように見えても実は深く思索し、あるは思い巡らせているかに見えても実は何事も考えもせず。人様にどのように見えるかではなく、唯々己に正直に生きる一年でありたい。


 と云う訳で今日の一枚は、冷たい川の流れを見つめ思索に耽っているかに見える小鷺。老猫と云い小鷺と云い、哲学者然とした生き物が少なくない。果たして彼らが何を考えているのか、あるいは唯々無の世界に漂っているだけなのかを考え出すと夜も眠れなくなるので考えないことにする。おやすみなさい。

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