今年最後の花?

 
 秋から初冬にかけて咲く艶蕗(ツワブキ)。楓の紅葉も終り、あたりがすっかり「茶色」になった頃に唯一色鮮やかな姿を見せてくれるのがこの艶蕗。鮮やかな黄色が目を引きます。樹木の花としては山茶花そして椿が晩秋から冬さらには早春にかけてさきますが、「草」の仲間ではこの艶蕗が一番遅く花なのかも知れません。
[ 撮影 : いつもの東京都下某所 ]
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最後のひと葉


 秋の日の名残、最後のひと葉って、何の葉っぱなのかな?これはクヌギの最後の数葉。
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勝手にカウンターステア

 昔は「逆ハン」などと言ったものだけれど、正しくはカウンターステア。一般道路を常識的に運転をしている場合にはおおよそ必要のないことだけれど、時として必要になることもある。

 例えばだ、いつも通っているちょっときつめのコーナーにいつもよりほんの少し速い速度で進入した。速いと言っても勿論いつも通り安全に通過できるスピードのはずだった。ところがだ、その日に限って直前に通ったダンプカーが積荷の砂をコーナーの途中の撒いていったとする。

 いつもなら当たりまえに通過できるコーナーの途中で、砂の上に乗ったリアタイヤがズルリとアウト側に流れ出す。当然ノーズはステアリングを切った以上にコーナーのイン側に向かうことになる。つまりオーバーステア状態だ。ステアリングの修正をしないでいるとテールはどんどんアウト側に流れてついにクルマはその場でクルリとひと回り。スピンだ。

 これを避けるテクニックがカウンターステア。ノーズがコーナーのイン側に巻き込むのだから、ステアリングはコーナー外側に向けて切ってやればいい。そうすればアウトに流れ出したテールのスライドが止まり無事にコーナーを抜けることができるというわけだ。

 問題はドライバーがテールが滑り出したことを感じ取ることができるか、出来たとしても、とっさにカウンターステアを必要な量だけあてることができるかである。これをクルマが勝手にやってくれるシステムがあるというのだ。構想や試作段階などではなく、このシステムが既に市販車に搭載されているのだと言うからビックリ驚いた。

 BMWの3/5/6シリーズに設定されている「アクティブステアリング」(可変ギア比を備えた電子制御式ステアリングシステムのこと。我らがHONDAのS2000 Type VのVGS(バリアブル・ギアレシオ・ステアリング)も同類だ)の「自動カウンターステア機能」がそれだ。

 一般公道でカウンターステアを必要とするような運転をしないことが何よも大切ではあるけれど、これからの季節、コーナーの日陰の部分が凍っていたとか、先の例に書いたように路面に砂が出ていたような場合には、時としてカウンターステアが必要になることもある。かつては「逆ハン」を切れることが運転上手の証みたいなところもあったけれど、そんなものはもう必要の無い時代になりつつあるということなんだろうな。

 コーナーでテールが流れ出したらクルマが勝手にカウンターをあててくれる。便利なようだけれど、なんだかちょっと寂しいぞ。


 4本のキャンドルのうち既に3本には火が灯されました(4本のキャンドルについてご存知ない方はこちらをご覧ください)。あと10日でクリスマスです。
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冬好日


[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]

 福島の冬は曇りと雪と気まぐれな晴れ間が交互にやってくるものだったから、東京に出てきたばかりの頃には、冬なのにどうして毎日好天が続くのか不思議だった。カラリと晴れわたった冬の空に今ではすっかり慣れてしまったけれど、それでも時々、雪催いの重たそうな雲のことを思い出す。
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物事には順序ってものがある

 やっぱり物事は決められた順番にやらないと上手く行かないものなのだ。時々「俺には俺のやり方がある」とばかりにこの順序を無視する輩がいるが、まず、上手く行かない。順序とは、先達が散々試して、散々懲りた挙句にできあがったセオリーなのだから。

 って、別に難しいことを言うつもりはない。郷秋<Gauche>が今日言いたいのは村上春樹作品を読む順番のことだ。

 郷秋<Gauche>の読書傾向は大変偏っている。好きな作家しか読まないし、その好きな作家の数が著しく少ない。が、数は少ないが好きな作家の作品は徹底して読む。何度も、だ。そうは言っても、更に上手を行く方に「お前の読みは浅い」と言われてしまえば返す言葉もないのだけれど。前置きはさておいて、郷秋<Gauche>的村上春樹作品読書順はこうだ。

1.風の歌を聴け 1979年初版発行
 群像新人文学賞を受賞した、村上のデビュー作である。これ以降の彼の作中人物の萌芽をここに見ることができる。

2.1973年のピンボール 1980年初版発行
次に、この作品を読まねばならぬ。なぜならば、これをここで読んでおかないと、これ以降の作品に登場する「僕」及び「鼠」がいったい何者なのかまったく理解できないからである。

3.羊をめぐる冒険 1982年初版発行
 「僕」をはじめ『1973年のピンボール』登場人物による、まさしく冒険物語である。

4.ダンス・ダンス・ダンス 1988年初版発行
 『羊をめぐる冒険』から6年を経てはいるが、これが事実上の続編かつ完結編である。

5.世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1985年初版発行
 谷崎潤一郎賞を受賞した、郷秋<Gauche>的には村上春樹の最高傑作。単独で読んでも十分楽しめる作品だが『ダンス・ダンス・ダンス』読後にこの作品を読むことにより、より深い理解が可能となろう。深読みの方であれば『羊をめぐる冒険』後でも可。

 上記5作品を順に読んでおけば、他の作品についての読む順番は特に重要ではないと郷秋<Gauche>は考える。一般的には氏の代表作と言われることも多い『ノルウェーの森』(1987年)が登場しないことに疑問をもたれる方がいるやも知れぬが、この作品は村上作品の中では特異なものとして置づけられるものであり、従って前述の読書順には関係なく読むことに大きな問題はない。



 2、3発掘できなかったものがあるかも知れませんが、
これが村上氏のほぼ全作品です。ここに積み上げた
のは所謂単行本(ハードカバー)ですが、例えば上に
あげた5点などは旅行の機中などで読むために文庫
版も取り揃えております。

 ここ数年の作品の中では良く出来ている『海辺のカフカ』(2002年)は、部分的には『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編と言うこともできる作品である。したがって『世界の終り~』のあとに読むのが順当と言える。

 1992年初版発行の『国境の南、太陽の西』、氏最大の長編『 ねじまき鳥クロニカル』(同1994-95)も単独で読むことのできる作品ではあるが、より深い理解を助ける意味では前述の5作品の後に読むことをお薦めしたい。

 「村上ワールド」などと形容される独特の作品世界を持つ作家は決して多くはない。これも氏の作品世界に魅せられる方が多いことによるものであろうし、同時に「私的村上作品論」が多数存在するのも事実である。そんな中で郷秋<Gauche>が氏の作品の読書順について書くのは冒険とも言える行為だが、郷秋<Gauche>とは異なるご意見をお持ちの方があればぜひともそれをお聞かせ頂きたい気持ちもあり、あえて書いてみたものである。
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見納め

 
 いつもの東京都下某所の紅葉。今年の見納めです。

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
恩田Now 
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お恥ずかしい・・・

 ふるさとをあとに、首都圏をはじめ都会で生活する人は多い。そんな地方出身者にとって時折見聞きするふるさとのニュース・話題は懐かしく嬉しいものであるが、ネット上で配信されてしまったこのニュースを目にした郷秋<Gauche>は、ちょっと恥ずかしかったぞ。

“ごみ屋敷”で条例検討 福島、持ち去り禁止

 郡山市の男性が自宅に大量のごみをため込んで近隣住民から苦情が出るなど問題になっているというのだ。この男性が郡山市赤木町などで集積場からごみを持ち帰り、いずれも自己所有の4軒の家の敷地内に1メートル前後積み上げて庭や敷地を埋め尽くし、一部が路上にはみ出し、生ごみもあることから「悪臭がする」などと住民から苦情が続出しているらしい。

 この事件?は衆目を集め、男性のもと勤め先であるNHKも取材をしているとか。件の男性は長年地元のNHKに技術者として勤め数年前に定年退職になっているらしい。そんな元職員の「不祥事」にNHKとしても知らぬ顔を出来ずに取材を始めたものか。

 東京(世田谷?)でも数年前に「ゴミ屋敷」が話題になったけれど、郡山の「ゴミ屋敷」はゴミ集積所に出されたゴミを自宅に持ち帰ったというところが「特異」なのかも知れない。本人は「ゴミではなく資源である。いずれ整理をして再利用するつもりだ」などど話しているらしい。

 そんなこんなで郡山市は、集積場に出された家庭ごみの持ち去りを禁止することを条例に加える検討を始めたらしい。首都圏でもまさしく資源として利用可能な古紙や粗大ゴミが集積所から持ち去られるのを防ぐために同様の条例を制定した自治体があったはずだけれど、約1名の元NHK職員のために条例を制定(改定)するのもなぁ・・・。

 それにしても自己所有の家屋敷を4軒も持っているとは、随分と豪勢なことではないか。羨ましいぞ。



今日の1枚は、初冬の昼下がりの陽が長い影を落とす落ち葉道。

[ 撮影:なるせの森 ]
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ThinkPadリフレッシュ計画

 郷秋<Gauche>がもう長いことIBMのThinkPadを愛用しているのは、有名な話だ。仕事用には別なThinkPadをもう1、2台必要に応じて使っているけれど、メインに使っているX31は毎日持ち歩いて仕事からプライベートまで、1日平均16時間休みなしにもう2年も酷使している。

 Windows XP、1.3GHzのMobil Pentiumだけれど、無線LANも内蔵しているしメモリを512MBに増設、HDDも入っていた20GBを80GBのものに取り替えているので画像も静止画しか取り扱わない郷秋<Gauche>には十分なスペックだ。そうは言いながら毎週末には写真のデータが1GBづつ増えていくので内臓のHDDはいつも満杯。ただし定期的に外付けHDD(これもモバイルタイプ)にバックアップをとっていくので特に問題はない。

 問題はと言えば、2年間朝から晩まで酷使し続けたキーボードがすっかり傷んでしまったこと。キーのトップがすっかり磨り減ってテカッてしまっているのだ。勿論キーボードの機能にはまったく異常はないので使用上の問題はないのだが、キーのテカリは使い込まれたと言うよりは、いかにも古々しい感じがしてイマイチなんだな。

 そこで、思い切ってキーボードを交換してみることにした。世の中にノートPC数あれど、こんなことがいとも簡単に出来てしまうのはThinPadの他にはそうはないはずだ。PCの裏のネジを4本外すとキーボードは簡単に外すことができる。そこにパーツとして取り寄せたキーボードユニットを取り付けて外した4本のネジを締め付ければOKだ。作業時間はわずか3分。



使い古したキーボード。写真ではわかりにく
いかも知れないけれど、特にAIUEOとEnter
キーのトップがピカピカに光っている。他人
のPCだったら絶対に触りたくないな。

 キーボードが新しくなっただけでまるで新品のように生まれ代わったThinkPad。もともとThinkPadは伝統的にキーボードにカネをかけているからそのタッチは抜群なのだが、鈍く光る新しいキーを叩く感触はなんともいえない。これであと2年は使えそうだぞ。メデタシ、メデタシ。
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ぶるっ!

 郷秋<Gauche>の306はもうじき満9歳になるけれど、ダッシュボード上に外気温度計がついている。飾りじゃない証拠に、外気温が3度以下になると表示された数字が点滅する。どうしてかというと、外気温が3度以下になると路面が凍結している可能性があり、それを知らせるためなんだな。

 雪が積もっていなくても何かの事情で路面に水が出ている場合、特に日陰の場所ではその水が凍結している可能性があるから気をつけなさいというわけだ。伊達や酔狂で外気温度計がついているわけじゃない。ギミックではなく安全運転のための実に実用的な仕掛けなんだ。

 その外気温度計が今朝、この冬初めて点滅した。ちょうど3度。路面に水が出ていたり、それが凍っているようなことは勿論なかったけれど、もうそんな時期なんだなぁと気付かされた今朝の「3度点滅」。そう言えば月曜日に見た丹沢の上の方が白かったものなぁ・・・。



今日の1枚は、紅葉落ち葉

[ 撮影:すみよしの森 ]
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迷惑な「迷惑Mail」

 いやはや、まったく迷惑な話だ(おいおい、昨日とまったく同じ書き出しだぞ!)。

 昨日の朝、6時30分にそれは起こった。私が仕事以外でメインに使っているMail、朝一番の確認の途中に突然、着信MailのサーバーからPCへの読み込みがストップしたのだ。どうやらその原因となっているらしいMailのアドレスと読み込み残りのMailの数が15と表示され、読み込みは異常終了した。

 二度ほど同じ作業を繰り返してみたけれど勿論結果は同じ。セキュリティ・ソフトのハードルを下げてみても、Mailの最大サイズをあげてみても結果は同じ。20分程試行を繰り返したが朝の慌しい時間故そこで中断。続きは昼休みへ。

 さて、昼休み。当然の話しだが、引っかかっているらしいMailに何らかの原因があり、それゆえにそれ以降のMailがPC側に読み込まれて来ないわけだ。私が使っているMailerはEudora version6.2J rev1.1。95年以来、Eudoraがもっとも優れたMailerだと信じて、今時数千円の代金を払い購入している。

 高機能のEudoraとセキュリティ・ソフトでがっちりとブロックしているために、ちょっとしたことがチェックされ引っかかっているのだろうから、もっとシンプルなMailerなら読み込んでこられるのではないかと考えて、AL-Mailをダウンロードして試してみたけれどこれもだめで昼休みは時間切れ。

 仕事の合間に原因と対策を考えてみたけれど結局わからず、帰宅後にプロバイダーに電話をすることになった。自慢じゃないけれどプロバイダーに電話なんかをしたのはこれが初めてだ。「原因となっているらしいMailが特定できているのならば当社のWeb Mailの画面でそのMailを削除せよ」とのこと。なるほどと思ったけれど、そんなものがあるとは露知らず。

 ところがところが、アカウントやらパスワード、電話に出た人が教えてくれた「受信用サーバー名」を入力しても次の画面に進まないのだ。パスワードが間違っているのかと思い、何種類かあるパスワードを次々に試してみるがことごとく失敗。30分程トライして諦める。ベッドに入ってもこのことが気になりなかなか寝付かれない。挙句、真夜中に目を覚ますわで睡眠不足のまま朝を迎える。Mail不通後24時間経過。

 何とか早く解決したいものだがさすがに昼間はそんな暇はない。そうは言いながらも頭の片隅に原因と解決方法探索プログラムが常駐し推理を続ける。その結果は、昨日電話に出たプロバイダーの担当者が教えてくれた「受信用サーバー名」が間違っているのではないかということ。

 郷秋<Gauche>は97年からDream Netを使っていたが、これがOCNに吸収されたために実はOCNのアカウントでありながら表面的には、つまりAddressそのものは~@dream.comというDream Net時代のものをそのまま使い続けているという、ちょっと複雑なスタイル。ここが「ミソ」だったんだな。と言う訳で、97年にDream Netと契約した際のPOP3サーバー名を入力したところ無事にWeb Mailの画面が開いたのである。メデタシメデタシ。Mail不通後38時間経過。

 Web Mailの画面上で件のMailを削除したところEudora経由で届いたMail、133通。内、必要なMailはたったの13通で残り120通は「迷惑Mail」。その内1通は郷秋<Gauche>のMail Systemを38時間に渡りストップさせた取り分け迷惑な「迷惑Mail」。それにしても1日半で120通の迷惑Mailって、どうなのよ。やれやれ。



今日の1枚は、初冬の朝のすみよしの森
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No.1≠No.1 or No.2=No.1

 いやはや、まったくおかしな話だ。

 モータースポーツ界で最も権威があると言われている、イギリスの『オートスポーツ』誌の今年の『国際レーシングドライバー・オブザ・イヤー』にF1におけるドライバーズ・ランキング2位のキミ・ライツコネン(マクラーレン・メルセデス)が、今期チャンピョンに輝いたフェルナンド・アロンソ(ルノー)を差し置いて選ばれたと言うのだ。しかしだ、これだけならまだ理解できる。

 更に、同誌の『ベスト・レーシングカー・オブ・ザ・イヤー』においても、ルノーR24の後塵を拝したマクラーレン・メルセデスMP4-20が選ばれたとなると、一体全体どうなっているのかね、と言いたくもなる。この結果を見る際のポイントは勿論、イギリスの『オートスポーツ』誌が「選んだ」というところだ。

 イギリスとフランスとが何かにつけて仲が悪いことは有名な話だけれど、自国のチームを打ち破ったフランスのルノー・チームの強さを認めたくないという心理がこういう結果になっているんだろうな。

 更に、『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』表彰式で、ライコネンにトロフィーを手渡したナイジェル・マンセル(知る人ぞ知る92年のF1チャンピオン、大英帝国の愛すべき息子、レッド・ファイヴだ)が、「私は花嫁介添人。そのなんたるかを知っているよ。花嫁を花婿の所に連れていくのが私の役目だろう。ライコネンは間違いなく世界チャンピオンになる。それはもう時間の問題なんだよ」と言って周囲を笑わせたというのだから、おかしい。


 今日の1枚は、花の少なくなって来たこの時期に目立つランタナ? ランタナは黄色から赤へとその花色を変えることから七変化(シチヘンゲ)、紅黄花(コウオウカ)とも呼ばれますが、この花はピンクです。
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目立つ vs 目立たない

 世の中、目立つモノと目立たないモノ、目立つ事と目立たない事があったり、目立つ人と目立たない人がいたりする。郷秋<Gauche>的にはだ、目立たないモノ、目立たない事、目立たない人が好きだし、そういうモノや事や人にこそ今を知る大事な鍵が隠されているんじゃないかって思うんだ。

 陽のあたらないモノ、事、人こそが、実はすごいモノや事、人だったり「本物」だったりするんだよな。だから私は目立つモノ、事、人の後ろに隠れているモノ、事、人を見るようにしている。目立つモノ、事、人を見ると、どうも胡散臭く思えてしまうのは郷秋<Gauche>のヘソが横についているからだろうか・・・。


 今日の1枚は、特に記事を意識したわけではないけれど、今時期の目立たない花、八手(ヤツデ)の花。

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
恩田Now 
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師走

 郷秋<Gauche>の住む横浜では公孫樹もほとんど葉を落とし、晩秋から初冬に入ったことを知らされます。地方によって違うとは思いますが、横浜ではそんな頃がちょうど12月の初めに当たりますので、秋が続いていた11月から12月、師走に入ると「冬が来たな」と感じることになります。

 12月の異名の師走は本来は陰暦の12月を指すようですが、今では陽暦(つまり今のカレンダーの12月)も師走といいますね。俳句の世界では12月のことを極月(ごくげつ)と言ったりもします。師走にしても極月にしてもいかにも今年の残りが少なくなってきたこと、なんとなく慌しい年の瀬を思わせまる言葉ですね。

 この時期になると、取り分け最近「もう12月か、1年が経つのが早いな」という言葉を耳にすることが多くなりました。まっ、私自身もそう感じているんですがね。歳をとる時間の過ぎ去るスピードが速くなるとは良く耳にすることなのですが本当なのかしらんと、実は考えたことがあるのです。て、確かに早くなることがわかったのです。

 この、歳をとると時間の過ぎ去るスピードが速くなることについてはblog化される以前、2003年1月に「独り言」に書いておりますが、ここに再掲していたと思います。

23 Jan. 2003

 今年初めての独り言である。

 ついこのあいだ、手付かずの365日を目の前にしてわけもなくワクワクしたばかりだと言うのに、気がつけば1月も残りわずか。1/12が過ぎ去ろうとしている。
 それにしても、このところ1年が過ぎ去る速度が一段と増してきているような気がする。子供の時の1年はもっともっと長いものであったように記憶しているのだが・・・。

 10歳の少年の余命はおそらく70年はあるだろう。50の中年男(郷秋<Gauche>のことにあらず。50よりは確実に、間違いなく、絶対に若い!)の余命はせいぜい30年。この仮定に基づけば、残りの人生に対する1年間の占める割合は 1/70 : 1/30(10歳対50歳)となる。

 さらに70年あるいは30年という残りの人生を100%とすれば 100/70 : 100/30 = 1.429 : 3.333 となるが、1年間という時間の絶対的な長さは年齢にかかわらず全ての人に対して同一であるから、加齢と共に時間の密度が増していくとでも言えばよいのだろうか。また別の捉え方をすれば50歳の中年男の1年は10歳の少年の2.332倍の速度で過ぎ去って行くと言うこともできよう。

 よく、老後はゆっくと、と言うけれど少年時代の倍以上の速さで時間が過ぎ去って行くのだとすれば、そんなにのんびりしていることは出来ないのだ。急がなくては!

 しかし、上の数式、一見もっともらしいけれど・・・怪しげ・・・と言うよりは・・・ほとんどインチキ?・・・かな(^^ゞ

-----再掲ここまで-----



今日の1枚は、秋から冬へとうつろう恩田の森

[ 撮影 : すみよしの森 ]
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蔦紅葉

  
 綺麗だけれど、窓か開けられなくて困るんじゃないかなって、通るたびに思ってしまいます。
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冬へ

  
菊の花も終わりです。季節は晩秋から初冬へ。

[ 撮影 : すみよしの森 ]
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