16日ぶりに退院?

 小池環境相、16日ぶりに退院=来週公務復帰へ(時事通信)
 16日ぶりに退院とのこと、(小池環境相と知り合いというわけではないけれど、一般論として)大事には至らず良かった良かった。でも待てよ、「16日ぶりに退院」って・・・。

3日ぶりにビールを飲んだ
 3日前までは毎日ビールを飲んでいた(前提)。何らかの理由
 があり飲めない日が3日続いたが、今日はまたビールを飲んだ。
この店に来るのは1年ぶりだ
 今日以前にこの店には来たのは1年前である。

 上の二つの文例及び解釈と同じように「16日ぶりに退院」の意味を噛み砕いてみると、

16日ぶりに退院
 16日前までは毎日退院していた(前提)。何らかの理由があり
 退院できない日が16日続いたが、今日はまた退院した。
 今日以前に退院したのは16日前である。

 ということになる。なんか変だよな。「毎日入院する人」も「毎日退院する人」もいない。毎日を「時々」に変えたとしても「時々ビールの飲む人」や「時々入院する人」はいても「時々退院する人」というのはなんか変だぞ。

 「時事通信」としたことが、疑問をはさむ余地のない記事を書き、見出しをつけてほしいものだぞ。

今日の一枚は、あかねの森の竹林に囲まれた畑。

今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しております。春色の森をぜひご覧ください。
恩田Now 
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防犯パトロール

 最近、ドアのあたりに「防犯パトロール」というマグネット・シートを張って走っているクルマを良く見かける。なかには屋根の上で青いランプをクルクル廻しているクルマもある。地域の安全は自分たちで守ろうということのようだ。今朝、出勤途上でそんなクルマ、サイド・ドアに「防犯パトロール」のシートを張ったシルバーのワゴンRが停まっているのを見かけた。折りしも駐車場所から20m程離れた横断歩道で近くの小学校に向かう子供たちの安全指導の手伝いをしていたらしい50がらみの方が「横断中」と書かれた小旗を持ってクルマに乗り込むところであった。

 どんなお仕事をされている方なのかわからないが、朝から警察官やお母さん方と一緒に小学生の交通安全のお手伝いとはまったく頭の下がる思いである。が、横断歩道からそれ程離れてもいない、それもS字カーブの中程にクルマを止めて交通安全のお手伝いとはちょっとどんなものだろうと思った郷秋<Gauche>なのでありました。いえいえ、他意はまったくありません。ただ、ご自分のクルマが交通事故を誘発する可能性については思いが及ばなかったのかなと、ホンのちょっと気になっただけですから。


 例によって記事本文とはまったく関係のない今日の一枚は、海棠(かいどう)。別名の花海棠は大きな実のなる実海棠(みかいどう)に対して、花の美しい海棠の意味。
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498t 対 6,182t、498tの勝ち

 今朝早く、東京湾口、千葉県館山市の洲崎灯台の沖合約9キロで青森港所属の貨物船「津軽丸」(498トン、乗組員5人)と、フィリピン船籍の貨物船「イースタン・チャレンジャー」(6,182トン、乗組員25人)が衝突した。イ号は船首部分を大破して浸水し始めたために巡視船などが現場に駆けつけフィリピン人乗組員全員を救助した。双方の乗組員に怪我はなかったが、イ号の浸水は止まらず正午過ぎに東京湾の藻屑と消えていったらしい。事故当時の東京湾では濃霧が発生し、現場の視界は約150メートルしかなかったということだが、レーダーや目視で他船を避けることは出来なかったのだろうか。

 それにしても、498t と6,182tの船がぶつかって6,182tの方が沈没してしまうって、どういうことなんだろう。「当たり所」が悪かったのか、イ号がいわゆる老朽船だったんだろうか。昔々の木造船が沈むのとは違って沈んだ後に燃料が漏れてくることもあるだろうから汚染も心配だ。座礁した船の船主が撤去費用を支払えないために長期間海岸近くに船体が置き去りにされたままということも少なくないらしい。四方を海に囲まれた日本ゆえ海運に頼らざるを得ないのは当然だけれど万が一の事故の場合も海洋汚染をある程度防げる船、汚染の処理費用を負担できる船だけが沿海航行・入港できるようにはならないものなのだろうか。

 安全・安心な船による輸送によるコスト上昇は避けられないとしても、トータルで、長いスパンで考えれば結局はそのほうが安いということになるんじゃないかって、郷秋<Gauche>は思うんだけどなぁ・・・。

今日の一枚は、山吹(やまぶき)。やまぶき色とはこの花の色のこと。
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今は昔

 今は昔、せりかといふくるまのありけり。
 いま「団塊世代」と呼ばれる人たちが「若者」と呼ばれていた1970年12月に登場し一世を風靡したセリカ(トヨタ)の生産が打ち切られるのだという。

 初代セリカは、当初は日産のハコスカそして72年にモデルチェンジした「ケンとメリー」のスカイラインGT(スカG)と共に当時に若者の憧れのクルマであった。この2台のライバルはセリカとほぼ時を同じくして登場した三菱のGTO、75年登場のマツダ・コスモAPと言ったところだっただろうか。いすゞの117クーペとフェアレディZは同世代だけれど高価に過ぎたし、ホンダのS800はセリカ登場の半年前に生産終了となっておりライバルとはならなかった。

 1970年12月登場の2ドアクーペも当時は宇宙から舞い降りて来たクルマのようにも見えたけれど、より魅力的なモデルは73年登場のLB2000GT(リフトバック)だったな。このLBがケンとメリーGTとガチンコ勝負となったわけだ。

 もっとも当時の貧乏学生(郷秋<Gauche>のことだ)には117クーペやフェアレディZはおろか、セリカやスカGでさえも逆立ちしても手が届くわけもなく、4.5Jの細いホイール(もちろん鉄チン)に無理やり175のタイヤを履かせたモスグリーンのシビックを手に入れるのがささやかな夢であったが、勿論それさえも叶いはしなかった。

 まっ、そんなセリカも1999年発売の7代目現行モデルの販売が1,600台(2005年)とはまったく隔世の感であり、生産打ち切りも止む無しというところだろう。1980年台には良きライバルであったシルビアやRX-7、プレリュードも既にカタログから落とされて久しく、70年代から80年台にかけて一世を風靡したスポーティー・カーは完全に過去のものとなったようである。

今日の一枚は、桃と桜そして竹のコラボレーション。
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山笑う

 「山笑う」と言われても、俳句を嗜む方以外には何のことやらさっぱり解らぬ、というところだろう。「山笑う」は春の季語。つい先日まで遠目には冬枯れのように見えた山や森が今日は初々しい若緑に溢れ、所々に交じる山桜が文字通り花を添える。そんな山の様子を「山笑う」という季語で表現するのだ。


今日の一枚は、「笑う」あかねの森(4月9日撮影)。本当に森が笑っているかどうか同じ場所を12月末に撮影した写真と是非見比べていただきたい。
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高速船事故を考える

 9日18時頃、鹿児島県佐多岬の西北西沖約3キロの錦江湾入り口付近を航行中の鹿児島商船の高速船「トッピー4」(281トン、赤瀬強一船長、乗員5人、乗客109人)が、何かに衝突し、衝撃で座席から投げ出されるなどした乗客88人と乗員5人が負傷するという事故があった。

 高速船「トッピー4」は川崎重工が製造する水中翼船で「川崎ジェットフォイル929-137」と呼ばれているもののはずである。「はずである」と書いたのは、川崎ジェットフォイル929-137の総トン数が164トンであるのに対して新聞等では「トッピー4」の重量が281トン(排水量トン数なのか総重量トン数なのか不明)と報道されているからである。しかし、川崎重工が製造する(した)水中翼船は929-137型のみであることから、事故船は929-137型であると思われる。

 さて、このジェットフォイル929-137には郷秋<Gauche>は3年ほど前に長崎県域で九州商船が運航するものに乗船したことがある。その時の様子をこちらのページの中程「第3日目(2002年12月3日)」の項に書いているので是非ご覧いただきたい。このジェットフォイル、元はと言えば旅客機メーカーのボーイング社が製造したいたこと、なぜ普通の船とは曲がり方が違うことなどを書いているが、特に注意いただきたいのが「このシートが飛行機のものとそっくりでシートベルトまで着用するようになっている。」という記述である。

 今回の鹿児島商船の事故では幸い死者こそ出なかったが109名の乗客中80%に当たる88名が重軽傷を負い、乗員は5名全員が負傷している。ジェットフォイルの巡航速度は43knot/h、約80km/hであり、これは高速道路を走行する自動車の速度に等しい。衝突の際の衝撃は相当なものであったに違いないがもし全員が着席し、そして全員がシートベルトを着用していたとしたら、負傷者の数は相当少なくなっていたのではないかと思われる。

 衝突時の船内でどれ程の乗客が着席しシートベルトを着用していたのかわからない状態で言うのは甚だ乱暴であることは承知のうえであるが、例えば貸切バスや長距離路線バス乗車時のシートベルト着用率、例えば巡航時の旅客機内でのシートベルト着用率を考えれば、事故時の船内でのシートベルト着用率が相当に低かったことは容易に想像できる。

 先月(3月)5日に長崎県・対馬沖で発生したJR九州のジェットフォイル衝突事故(乗客11人が軽傷)を受け九州運輸局では高速船を運航する事業者に対し、シートベルト着用の徹底を3月6日付の文書で指導、今回の事故で本日(10日)改めて口頭で指導し、シートベルト着用を呼びかけたという。鯨など回遊する水中生物等との衝突を避けることは難しいかもしれないが、飛行機搭乗・自動車乗車時だけではなく、高速で走行する船においてもシートベルトの着用は事故時の負傷率を大幅に軽減するのである。

 法律でそれが義務付けられたり運行会社からの注意があってはじめてシートベルトを着用するのではなく、シートベルトの用意のある乗り物は、それが必要な速度で走行・飛行するからこそその備えがあるのだと言うことを良く理解し、是非着用して頂きたいものである。自分の身体を、命を守る責任を負っているのは言うまでもなく自分自身なのだから。

 ジェットフォイルについての詳細はこちら、画像(動画)はこちらを参照いただきたい。


 例によって記事内容とは全く関係のない今日の一枚は、枝ごとに紅白の花を咲き分ける桃。梅にしては開花が遅いこと、花柄が短いこと、荒れた樹皮から桜ではなさそうなことなどから、源平桃(げんぺいもも)ではないかというのが郷秋<Gauche>の結論ですが、さて如何に。


 よくよく観察すると枝ごとに色が違うどころか、一つの花なのに器用に紅白に咲き分けているものまでありました。
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新緑

 一週間前には、桜は咲いたけれど森の木々の多くは遠目には冬枯れのように見えたのでしたが今日の森はもう、春。クヌギやコナラもようやく淡い緑の葉を出し始めたのです。これからのひと月ほどは日毎に濃くなっていく緑で森は私たちを楽しませてくれることでしょう。

今日の一枚は、春到来のなるせの森の谷戸。

今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しております。春色の森をぜひご覧ください。
恩田Now 
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『考える人』 5年目へ

 発売のたびに紹介しているが、またまた新潮社の季刊雑誌『考える人』の2006年春号が4日に発売になった。なんと通巻第16号、つまり季刊のこの雑誌が初号以来丸4年を経過したことを意味するのだ。

 この『考える人』がいかに売れない雑誌であるかということは度々書いてきた(本画面右側のカテゴリ「本」をクリックしください。過去の3号について語りさらにblog化以前の記事へのリンクもあります)が、これほどまでに売れない雑誌が5年目入ることができるとは、全くもって同慶の至りである。

 どのくらい売れないかというと、郷秋<Gauche>が仕事帰りに立ち寄る文教堂では毎号2冊しか入荷しない。それも私が1冊購入するだけで、もう1冊は一ヵ月後になってもまだ書棚に「綺麗なまま」残されているという有様である。果たして秋葉原あたりの大型書店での売れ具合はいかがなものなのだろうか。

 さて、今号の特集は「直して使う」である。表紙がいい。古いロードレーサー(ブレーキレバーからワーヤーが伊勢海老の触覚のごとく伸びている。郷秋<Gauche>はこんな自転車が好き)やらプロムナードが所狭しと並んだ店で親爺がリア・ディレイラの調整をしている図である。うぅ~ん、いい雰囲気だ。

 残念ながら本文のほうに古い自転車を直して乗る記事はないが、古い楽器、机、本、建築物を直して使う話が九つばかり並んでいる。先に書いた古い自転車をはじめとし、古いクルマやオーディオセットを直して使う話が登場しないのが郷秋<Gauche>としては若干不満ではあるけれど、まっ、それは許すとしよう。

 特集の冒頭には「新しいものを買い、古いものを捨てる爽快感は否定できませんが。けれども、古くなったものを手直しして使う楽しみもまたたしかにあります。」と書かれてある。確かに。でも郷秋<Gauche>としては古いものを手入れしながら、直しなしながら使い込む喜びの方が大きいな。

 新しいクルマやカメラを手に入れたときの喜びは勿論大きい。でもそれよりも、慣れ親しみ手や身体にしっくりと馴染んだクルマの不具合が直ってきた時の喜びや、修理から戻って来た古いカメラにフィルムを入れる時の悦びのほうが深い、と思う郷秋<Gauche>は変わり者だろうか。

季刊誌「考える人」2006年春号発売中 新潮社
B5判 295頁 定価1,400円(税込み)
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「洒脱」を考える

 写真だけの記事となった2日目にして早くもshinoさんから、ここに来る皆さんは、郷秋<Gauche>さんの洒脱なひとことを読みに来ているんじゃないかと・・・。というメッセージが届いた。

 「洒脱なひとこと」ねぇ・・・、と悪い気はしなかったのだが、「洒脱」の意味を人様に要領よく伝えることができるほど正確には理解していないことに気がついた。で、こういう時には「広辞苑」と「新明解国語辞典」を紐解けば疑問はたちどころに氷解することは周知の通り。

洒脱(しゃだつ)
広辞苑第5版:俗気を脱してさっぱりしていること。あかぬけしていてこだわりのないこと。
新明解国語辞典第4版:何気なくふるまう言動や軽いタッチの文章・書画の中に人を引きつける脱俗の風格が感じ取られる様子。

 ご覧の通りこの二書の常で広辞苑では簡潔に、新明解ではその語の現代的用法に合わせた説明がなされているのだが「洒脱」については微妙な差があることに気付く。

 共通するキーワードは「脱俗」だな。新明解によれば「うまいことを言ったり人のご機嫌をとったりして名誉や利益を求めようとする世間一般の人のやり方を全く超越していること」とある。「世間一般の人が」随分とあくどい人々でもあるかのように書かれているのは筆者の実経験を元にしているのかどうか知らないけれど、結構な書き方ではある。郷秋<Gauche>は世の中そんなに悪い人ばかりではないと思うけれど、これを論じると長くなるし今日のテーマから逸れるのでこれ以上は書かない。

 さて、俗気を脱している人が書(描)くからいやらしいところがなくさっぱりし垢抜けているということなのかな。新明解に至ってはそのことに「風格」までもが漂うことが「洒脱である」としているが、果たして郷秋<Gauche>が書いたものに風格があるかどうかは大いに疑問である。って、どう考えてもないな。

 そもそも郷秋<Gauche>が俗気を脱しているのかと言えばそんなことは全く、無い。郷秋<Gauche>は実に俗な人間であるわけで、そのことをshinoさん(郷秋<Gauche>のblogへのコメントはHN "shino"さんとして頂いておりますが、ご自身のblogでは勿論本名?である"chikahachi"を名乗られております。リンク先の間違いではありません。為念)は十二分にご存知であるはずなのに、これは「古書店の親爺もキーボードの誤り」ということなのだろう。

 ただ、郷秋<Gauche>がblogに掲載する文章を書くことで「名誉や利益を求めよう」としていないことは間違いない。blogに記事を書くことで収入を得られるわけはないし、アフェリエイトで小遣いを稼ごうとしているわけでもないからである。書いたものを誰かに気に入ってもらおうと思って書くことも無い。何の利害もなくただ自身の満足のためだけに書く雑文である。もっとも、物を書いたり写真を撮ったりすることで今晩のビール代くらいだけでもいいから稼げないかななんて色気が無いわけではない、なんてね。ほら、全然俗気を脱していない郷秋<Gauche>でしょう。
 

 今日の一枚は、箒桃(ほうきもも)。竹箒を逆さにしたように、枝を横にではなく上へ上へと伸ばす園芸種。紅・ピンク・白の三本が仲良く並んでいました。
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笑顔は世界を救う

 どんな慰めの言葉よりも、どんな労りの言葉よりも、どんな励ましの言葉よりも、何気ない微笑が、閉ざされていた心の扉を開き、凍り付いていた心を解きほぐし、そして奮い立たせる。そんなことってホントにあるんだなぁと、つくづくと思う今日の郷秋<Gauche>なのでありました。素敵な笑顔をありがとう!

今日の一枚は、四つ目の白い花、咲きはじめた梨。
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雪柳

今日の一枚は、雪柳(ゆきやなぎ)。
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ナズ菜

今日の一枚は、あたり一面を覆い尽くすナズ菜。
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今日の一枚は、山桜。
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F1 第3戦オーストラリアGPを振り返る

 ルノー/アロンソ、磐石である。ホンダ/バトン、FLはバリチェロに遅れることコンマ109の8位。最終ラップでのエンジンブローを除いたとしても、結果を見る限りポール・ポジションを取れたことが不思議である。マクラーレン/ライッコネン、決勝で誰よりも速く走れるとすれば課題は予選か。トヨタ/ラフル、荒れたレースの中で運が良かっただけ。予選・FLの順位を見てもマシンのポテンシャルが上がったとは思えない。

 <オーストラリアGP決勝レースの結果>
 1位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / Q3 / FL2 / MI
 2位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス / Q4 / FL1 / MI
 3位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / Q6 / FL10 / BS
 4位:ニック・ハイドフェルド / BMW/ Q8 / FL7 / MI
 5位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー / Q2 / FL5 / MI
 6位:ジャック・ビルヌーブ BMW / Q9 / FL13 / MI
 7位:ルーベンス・バリチェロ / ホンダQ16 / FL6 / MI
 8位:スコット・スピード トロ・ロッソ / Q18 / FL14 / MI

 セーフティーカーが4度も入るという荒れたレース。荒れたレースではベテランが上位に入って来るのが常であるが、そのようになっているともいないとも言える微妙な結果である。ミヒャエルが消えた。決して速いマシンだとは思えないトヨタ/ラルフ、BMW/ハイドフェルドが予選中団から這い上がってきている。ラルフは既にベテランか。

 さて、我らがSAF1。スタートでジャンプアップした琢磨が、タイヤが温まらず本来のマシンのポテンシャルが発揮できないバリチェロ以下を引き連れ数周のパレードを繰り広げTVの画面にも長時間登場したのはなかなか愉快であった。琢磨のドライビングの上手さを存分にアピールできたのではないだろうか。

 3戦が終ったところで各チームの力がほぼ判明したと言えよう。ルノー>マクラーレン>ホンダ>フェラーリ>ウイリアムズ=BMW=トヨタ>レッド・ブル>トロ・ロッソ>ミッド・ランド>SAF1。次戦は3週間後、いよいよ次戦からヨーロッパラウンドの開幕である。3週間の間のこの序列をステップアップすることができるのはどのチームか。サン・マリノGPが待ち遠しい。

今日の一枚は、チューリップ

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しております。春色の森をぜひご覧ください。
恩田Now 
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F1 第3戦オーストラリアGPの予選結果

 <オーストラリアGP予選の結果>
 1位:ジェンソン・バトン ホンダ / 1'25"229 MI
 2位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー / 1'25"635 MI
 3位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 1'25"778 MI
 4位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス / 1'25"822 MI
 5位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'25"976 MI
 6位:ラルフ・シューマッハ/ トヨタ / 1'26"612 BS
 7位:マーク・ウェーバー / ウイリアムズ・コスワース / 1'26"937BS
 8位:ニック・ハイドフェルド BMW / 06 1'27"579 MI

 昨日「予選ではウェバー、ニコ共に4列目までのタイムを出してくることは間違いがない。」と書いたが、ウェバーはともかくニコは15番手と見事にはずしてくれた。昨日は遠慮をして「4列目」と書いたが実は二人そろって3列目までには入るだろうと予想していたのであった。

 予想通り、ホンダ/バトンが来た。とは言っても相方が第1セッションでノックアウト、17番手とはこれ如何に。これでは昨シーズンの琢磨ではないか!

 バトンの後ろにはルノーの2台、それも嬉しいことにフィジコ、アロンソの順だ。さらにその後ろにはマクラーレンの2台。これはスタートが楽しみだ。ミヒャエルは、チャンピョンシップをかき回すことは出来てもチャンピョンシップ争いには加わることが出来ない11番手。うぅ~ん、やっぱり今シーズン限りで引退かな。


 今日の一枚は、三又(みつまた)。和紙の原料になる楮(コウゾ)・三又の「三又」です。本来の花色は黄色ですから、花弁の赤いこれは園芸種ということなのでしょう。
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