海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

19ちゃご24号、その後の経過

2019年11月01日 23時41分01秒 | マルギナータリクガメ
先日10/27の記事中で紹介させて頂きましたが、10/17に体重が激減した、
マルギ19孵化仔2かめのその後のご報告を。


まず結石を疑って、10/18に2孵化仔にオリーブオイルを投与、
19ちゃご3号は翌日大量の尿酸を排泄、動きは活発で食欲も上がったようで、
他の子たちと合流して、そのまま様子見に。。。

回復傾向が見えないどころか、強制給餌の内容がほぼそのまま排泄されていた、
19ちゃご24号には、10/26と27にマルギ成体の排泄物(腸内細菌?)を移植、
様子を見ていましたが・・・・




19ちゃご24号(中央)


一昨日(10/30)には、他の仔に負けじと朝から積極的に葉っぱを囓ってる!?

体重も増加傾向にあるようでした。



今日は改めて、2かめの体重の回復を確認するため、まずは揃って温浴を。




奥:19ちゃご3号  手前:19ちゃご24号



そして、気になる体重は・・・




19ちゃご3号




19ちゃご24号








体重はそこそこ回復してくれてるようです。。。


ただ、見ている印象、触れてみた感じでは、19ちゃご24号は、
まだまだ動きに力がなく、甲羅が柔らかくなってきているような、、、

週末留守にすることになる不安もあり、今日はもう一度強制給餌を行いました。


家に残していくことに不安はありますが、遠出をさせることは更に負担になり、
出先で強制給餌を行うこと容易ではなく、環境保持は困難と思っています。

留守中の環境を整え、逞しく乗り切ってくれることを願うことになりそうです・・・



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夏眠

2018年08月12日 16時22分56秒 | マルギナータリクガメ
数日前から少し涼しくなって、今年の猛暑もピークを過ぎた??
と思ったら、今日は朝から強烈な暑さが戻ってきました・・・

午前中の涼しいうちに、野草採集とかめ庭作業をと思っていましたが、
早々と切り上げてしまいました、、、



先月の成長記録で触れましたが、先月後半から寝床に潜りっぱなしの
マルギ♂ばる、測定のため掘り起こした後も、今度は台風に備えて??
その日の夜には再び潜って行き・・・


野生下でのマルギは、荒れた環境で夏眠することが知られており、
もう一方のマルギ♂じょじも、夜明けに出てくるタイミングを逃して、
朝から暑くなった日には、一日出てきた形跡がないことが度々あります。

猛暑の時期には夜明け前、日が暮れてから活発になるヘルマンとは違い、
我が家のマルギ♂たちの場合、暗い時間はほとんど活動することはなく、
朝から暑くなった日には、出てくるタイミングを逃しがちです、、、


ばるの場合は、4年前のお迎えの年には、かめ部屋からかめ庭に出ると、
食餌も摂らずに数週間潜りっ放しを2度繰り返し、体重が激減して、
屋外飼育を断念した実績があります。

今年は春から体重を増やして、当時と違い体力・適応力が付いたはずと、
ばるの本能に任せることにしましたが、このところ少し涼しくなると、
一昨日の朝には・・・




マルギ♂ばる



夜明けとともに出てきて、元気に暴れておりました。。。

昨日は留守にしていましたが、その間活発に活動していたような??



今朝は早朝から野草採集に向いましたが、暑くなりそうな空気を感じて、
近場の川沿いのコースに切り替えて、ヤブガラシをたっぷりと採集、
暑くなってかめずが引き籠る前に給餌、かめ庭作業を済ませた頃・・・







今日予定していた作業の一つが、かめ庭の寝床の床材の入れ替え、
冬眠床で使用した床材を天日干して、春に半分程を寝床に入れて、
残りをとっておいたモノです。

フカフカの新しい寝床が心地良いのか?外が暑過ぎるせいか??
早速潜って行きました。。。

次に出てくるのは何時になるのか・・・??





一方で、暑い時季でも毎朝しっかり起きて餌場に集まってくる♀5かめ、
今朝はいつもより少し遅れての食餌でしたが、餌場に1かめ足りない!?


・・・と思ったら、




マルギ♀ちゃご


ブロック2段は過去にも越えたことはありましたが、その上まで・・・

マルギ♂なら楽勝な高さですが、♀でもその気になれば登ります。

余ほどゴハンが待てなかったようですね。。。
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尿酸結石!

2017年12月05日 22時55分36秒 | マルギナータリクガメ
今日は西日本でも今年一番??の寒い一日となり、山間に近い私の職場では、
小雨が昼頃からみぞれに、更には雪へと変わり、繰り返し降っていました。

とはいうものの、正直なところ‘雪になるほど寒いかな??’という印象、
目の前にしている雪模様と肌で感じる感覚に、ちょっとギャップが・・・



で、その雪を見る前、今朝の我が家のかめ部屋での出来事。


昨日からの気温の低下で、昨日は朝から食餌へ向かう出足が遅れて、
帰宅後にも食餌・活動量が落ちていた印象で、今朝はお腹が減ったのか??
ケージの温度が上がり始めると、ゴソゴソと活動を始めていたようでした。


お世話を済ませ、出勤の準備をしながら、ふとケージをみると・・・





16ちゃご8号のお尻から、白いモノがっ!?

一目で分かる通りの結石です、、、



白い塊りに大きく膨らんだお尻、何とか頑張ってもらって早く出して頂こうと、
すぐに温浴させました。


温浴で体が温まると、何度も繰り返して踏ん張っていましたが・・・





結石が出てくるどことろか、お尻が更に、というより両下肢の間・お股全体が
大きく膨らんできているっ!?

これはとても自力で排泄できる大きさではない??と、何とか結石を砕いて、
出せる分だけでも出してもらおうと、ピンセットを用意しました。


・・・ところがピンセットで摘んでみると、思ったより遥かに硬い感触、
表面が少しザラッとして、例えるとカトルボーンの表面のような印象で、
とてもピンセットで砕けるようには思えませんでした、、、

かと言って、ここまで出て来ているものを、簡単にあきらめる訳にもいかず、
ピンセットで突いていると・・・





何とっ!?

丸ごと出て来てしまいましたっ!!


にしても、横に拡がって大きな塊・・・

あの小さなお尻からどうやって出すことが出来たのか??不思議です、、、


頑張り続けて、やっと一安心出来た感じの16ちゃご8号の表情、
よく見るとお口の周りが汚れていますね。

この後、栓が外れたように、大きな排泄物を出しておりました。。。


出てきた尿酸結石の水気を取ってから、重量を確認すると、





体重僅か50gほどの16ちゃご8号の身体の中から、0.8gの尿酸結石、
重さ以上に横に拡がった大きさ、よくも出てきてくれたものだと・・・

これがもう少し排出が遅れて、更に大きく育ってしまっていたら、、、


正直申しまして、これまでは問題に感じるような尿酸を経験したことがなく、
交流のある同種飼育者からは尿酸が問題になったと聞いたこともそれ程なく、
気が緩んでいたというか、それ程問題視しなくなっていたと思います、、、


昨年のマルギ孵化仔たちのうちで成長が停滞する仔が複数見うけられて、
販売候補から外しながら、結石・寄生虫・誤食の可能性を疑ってはいましたが、
10月から11月にかけて、まず便検査と駆虫薬投与を行ったところです。

線虫・原虫感染自体は屋外飼育では避けようがないものと思ってはいますが、
駆虫することで停滞した成長に影響が現れたとすれば、大きな収穫になるという
思いからの孵化仔17かめ一斉駆虫の試みでした。

この駆虫の際に、代表して便検査を受けてもらったのが、当の16ちゃご8号、
成長停滞が今年年明けから続いており、一番気になっていた仔でした・・・

今日の結石排泄で、線虫感染と尿酸結石を併発していたことが確認された、
ということになりますね、、、


他にもまだ成長が停滞している仔がいます。

先日の駆虫薬投与後、今日の尿酸排泄後の経過を見定めながら、
対応する必要がありそうです。






尿酸結石排泄後の16ちゃご8号、さぞやスッキリして食餌に飛び付くのでは!?
という飼い主の期待とは裏腹に、ホットスポットの下で身体を丸めて動かず、
疲れ切った様子・・・

よほどお尻が痛かったようですね。。。


これで気を抜くことなく、確りと観察を続けて、他の仔たちを含めて体調を
見定めて行きたいと思います。
コメント (2)
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マルギ孵化仔・屋外組、回収・・・

2017年10月20日 23時11分14秒 | マルギナータリクガメ
今月に入ってからはこの時季らしからぬ雨続き、それに加えて週末には台風、
ホントに参りますよね、、、

屋外組のかめずはすっかり活性が落ちて、活動の形跡が見られない日々、
用意していた食餌に手を付けていない日々が続いています。


朝の気温が一気に下がった先月・9月末には、寝床に潜ってしまい、
まさかこのまま冬眠入り!?と心配になったかめたちもいたのですが、
10月に入って日中は気温が下がって来ているものの、冷え込みはそれ程、
かめずも潜るほどではない?かと言って、寝床から出たくもない??

冬眠を控えて、中途半端な状況が続いています、、、


雨が一段落して、気温は上がらないものの晴れ間が見えた一昨日(水)には、
各々少しは食餌に手を付けて、外で活動した形跡が見られており、
昨日の段階での天気予報では、翌日(今日)にはマークが並んで、
期待していたのですが・・・

一夜明けた今朝、表に出てみると、しっかりと雨が降り続けており、
天気予報からはマークが消え、、、


かめ庭では、大きいほうのヘルマン・マルギ10かめと、
昨年生まれのマルギ孵化仔うち、成長が順調な5かめが、
屋外生活を継続していたのですが、今朝の天候を確認して、
マルギ孵化仔の屋外生活を断念、すぐに5かめを回収しました。





5孵化仔のうちの4かめは来月のイベントに出向いてもらう予定、
じょじ1号(16ちゃご1号)には冬眠入りしてもらう目論みでしたが、
もうすでに2-3週間、孵化仔たちの活動する様子を確認できないまま、、、

いつ晴れ間が見えるか分からない状況では、孵化仔たちの屋外生活の継続は
危険が大きいと判断しました。


まだ夜が明ける前、かめ部屋・ケージの温度が上がらないうちでしたが、
これまで屋外生活を続けて、冷たい雨の中で過ごしてきた孵化仔たちは、
しっかりと逞しくなり、早速食餌の葉ダイコンに貪り付いておりました。。。
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七夕の朝、力尽きました、、、

2017年07月08日 22時09分43秒 | マルギナータリクガメ
半月ほど前から強制給餌に移行していた、16ちゃご13号、
昨日7/7の朝、力尽きていました・・・





強制給餌を開始した当初は、排泄量が目に見えて増えており、
活動量も少しは上がっているように見えていたのですが・・・

一週間経つ頃には排泄が途絶えてしまい、歩いている姿を
ほとんど見ることがなくなりました、、、


画像のワイルドベリーやブルーベリーの実を与えた時には、
何とか食べようとする姿を見せてくれたのですが・・・


強制給餌と言っても、摩り下ろした野草・野菜とフードを
口内に注入する方法、自ら飲み込んでくれないことには、
無理に続けることも・・・






何とか直接胃の中にと、取り寄せの手配をしていたのですが、
届いいたのが7/7のことでした、、、


前日の7/6の夜は、珍しく遅くまで起きている様子が伺え、
何度も位置を変えており、逆に不安が過ぎっていたのですが・・・

翌朝確認した時には、もう動くことはなく、、、



昨年8/8の誕生から、早い時季から順調な成長を見せていたのに、
3ヶ月ほど経ってから何故か急に成長が止まってしまい・・・

誤食?か寄生虫??疑いながら、動物病院に連れて行きましたが、
排泄物には異常がなく、結局原因が判らず、打つ手がないまま、、、







一日経った今朝、16ちゃご13号をうぉる桑の木の下に弔いました。


仮称のままでは気持ちも記憶も整理がつきそうにありませんので、
亡くなった後ではありますが、16ちゃご13号の名前を決めました。

命名“ぺん”

由来は、ガラパゴスペンギン(Galapagos Penguin)

赤道直下に住む希少なペンギン、探してもなかなか出会えない種、
ガラパゴス訪問の際には、探しに行くことさえなかったです。



思い返すと5年前の七夕の日は、うぉるが誕生した日です。

不十分な身体で、孵化器の中から出してあげることもできないまま、
何の助けも出来ないまま、僅か5日目に力尽きたうぉるの誕生日・・・

偶然ですが、思い出さずには居られません。

決して忘れることは出来ない命たちの記憶ですね。。。

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