海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

うぉる桑の下に・・・

2016年11月13日 21時00分28秒 | マルギナータリクガメ
11/10木曜日に息絶えた16ちゃご14号、今日やっとその亡骸を葬ることに・・・

その前に、仮称のままだった16ちゃご14号に名前を付けることにしました。



16ちゃご14号のお世話をする間、何度となく、うぉるのことを思い出しました。

うぉるのときには、頑張ってくれている間にと、名前を付けたのですが・・・

振り返ってみると、名前を付けようとしたときには、既に諦めていたのでは!?
そう思えて、16ちゃご14号に名前を付ける気になれませんでした、、、


これから先、必死に頑張ってくれた16ちゃご14号の姿を心に刻み、
弔うことを思うと、仮称のままでは記憶が薄らいでしまいそうですので、
今更なのですが・・・



名前は“ぺりぃ”

由来は、ガラパゴスで出会ったブラウン・ペリカン(Galapagos Brown Perican)

ひもじい思いをして苦しみ続けた我が家から、別の世界に旅立っていったぺりぃ、
大きく口を拡げて、好きなものを思う存分味わってほしいです。






うぉる桑の下では、ヘルマン12孵化仔うぉる、マルギ♀いさが先に眠っています。



画像の右隅にいるのは、通りすがりのマルギ♂じょじ、ぺりぃの父かめです。

屋外組でただ一かめ、まだ表に出てきて、食餌を続けています。。。
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16ちゃご14号、力尽きました・・・

2016年11月10日 18時01分06秒 | マルギナータリクガメ
先ほど帰宅し、かめ部屋を確認すると、これまで何とか頑張ってくれていた、
16ちゃご14号が息絶えていました、、、

動かなくなった顎が、何とか回復しないものか?生き抜くことができないか??
自分なりに手を尽くしたつもりですが、有効な手立てがないまま、、、


8/8の誕生から、僅か3ヶ月と2日の命でした。

16ちゃご14号にとっては、長い長い苦しみの時間だったことと思いますが・・・







画像は8/8の誕生当日の16ちゃご14号、この時点で顎に障害があったようです。

もっと早く気付くことができていたら、、、



苦しみから解放されて、安らかに眠っていると思いたいです。
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16ちゃご14号&21号、再び診察・・・

2016年10月23日 18時01分36秒 | マルギナータリクガメ
今日午前中、16ちゃご14号と21号を連れて、いつもの隣県の動物病院へ、
診察に行ってきました。

4週間前に続いて、2かめ揃っての2度目の受診です。



診察待ちの16ちゃご21号(左)と16ちゃご14号(右)


実は・・・

前週の日曜日のこと、16ちゃご21号が温浴中に溺れておりました、、、

午後から2度目の強制給餌(?)を終えた16ちゃご14号と21号、
そして頭部に障害がある16くう5号も一緒に3かめでの温浴、
ぬるめの温度で、ごく浅い中での短時間温浴でしたが・・・

強制給餌の片付けをしながら、ふと眼をやると、
ぐったりと首を伸ばし、浅い水の中に頭を沈めて、、、

水から上げると、ぐったりしたまま、時々苦しそうに首を伸ばして、
目を閉じたまま、口を開けて吐き出そうと?息を吸おうと?する仕草・・・

人工呼吸をすると、2回、それなりの量の水を吐き出して、
何とか息を吹き返してくれました。。。


早いうちに受診する間がありませんでしたので、様子を見ていましたが、
毎朝の給餌中の様子を見る限りでは活発に動いていましたが、
時々動きを止めて、首を伸ばして開口呼吸を、、、

それに食餌量もかなり減っているように見えました。

食餌に時間が掛かる2かめ用、干乾びてしまわないよう、
いつもかなり多めに置いていますので、正確には判りませんが・・・



16ちゃご21号


レントゲンや細かな診察はなしでしたが、状況から肺炎と判断して、
抗生物質注射を7日間、自宅で続けることになりました。

上の画像は、帰宅してから初めての注射を終えた直後の21号、
ドキドキが治まらないようで、しばらく固まっておりました。。。


注射をしてみて気付きましたが、14号よりは僅かに大きくなったくらい、
成長のペースは相変わらずゆっくりの21号ですが、
14号と比べると皮膚の厚さがまるで違っていました。

成長のペースが上がらないとは言え、自力での食餌に加え、
高栄養の強制給餌(?)で皮下脂肪が増えているような・・・??

というより、強制給餌(?)で僅かな栄養を確保するのがやっとの14号、
体重はほぼ全く増えていませんし、か細い身体に薄くなった皮膚、
無理のないことですね、、、、




それから16ちゃご14号のほう、前回8日間の注射とその後の強制給餌(?)で
体重増加が見られず、ゾンデを用いて直接胃内への本来の強制給餌を
勧められましたが・・・

用意された一番小さなゾンデでも、孵化仔の首と比べればかなりの太さ、、、

それ以前に口を開くことが出来ず、顎の骨に障害があると思われるところ、
口を無理に開いてゾンデを入れることを、毎日のように続けるのは・・・


せっかく用意して頂いたゾンデでしたが、丁重にお断りして、
僅かですが動くようになった口で、少しづつでも食餌を齧れるよう、
嘴の先を削れないか相談したところ、その場で道具をお借りすることに。。。





分かっていれば、老眼鏡を持って行ってたのですが、、、

それに画像は実際に使用した機械ですが、研磨部分自体の大きさが、
16ちゃご14号の頭部と変わらないくらい・・・


手を止めて持参のルーペで確認しながら、ちょっとづつ削ってみましたが・・・





口を開けることができない状態での研磨、卵嘴の出っ張りは削りましたが、
下に出た部分はとても、、、


16ちゃご14号のほうは、前回と同じカルシウム補給の注射を8日間、
今日帰宅後、21号の抗生物質とともに、初日の注射を済ませました。





ケージに戻すと、必死に葉っぱを齧ろうとしていましたが・・・

やはり厳しそうです、、、、



何とか改善することは出来ないか?これからも探っていくつもりですが、
まずは毎朝の2かめの注射、頑張らないと!!
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16ちゃご14号、その後・・・

2016年10月20日 22時54分46秒 | マルギナータリクガメ
口を開けることができない状態が判明した、16ちゃご14号、
強制給餌(?)を開始して5週間が過ぎました。

10/4に報告させて頂きましたが、僅かに口が動くようになり、
給餌に対してより積極的に、活動量も増えているようでした。。。



・・・が、先週水曜日(10/12)の朝のことでした。

いつものように、スポットライトで2かめに温まってもらいながら、
強制給餌の準備をし、様子を覗ってみると、一向に動き出そうとせず、
身体を竦めた体勢になっていました。

そして・・・



手前:16ちゃご14号  奥:16ちゃご21号


立派な排泄物を!?


正直びっくりしました。

確かに強制給餌では、以前よりも口の中に入る手応えはあったものの、
それでも限られた時間、ごく僅かな食餌量です。

まさかこれほどのモノを蓄えているとは。。。



しかし、強制給餌(?)では以前よりも手応えを感じるようになったとはいえ、
自力での食餌に繋がるかというと・・・

時々嘴の先に僅かに葉っぱが引っ掛かる程度から、進展はなく、、、


見ていると口の左側には小さな隙間、左側の顎の関節が外れている?
あるいは折れている??関節部分がズレているような・・・??

一方で右の顎関節は固まりつつある?癒着しているのか??ように見えました。



そして、先日の日曜日(10/16)のことです。

思い切って、金具を使って無理やり16ちゃご14号の口を開きました。


それまで、あまりに小さな身体に対して、骨折か嘴が割れるリスクを考え、
とてもできないと思っていたのですが・・・

これまでにない程の小さな孵化仔たちの立て続けの誕生に続いて、
その小さな孵化仔を相手の強制給餌・密接なお世話が続いており、
小さな仔を危なしく感じる感覚、慎重さがマヒしてきたようにも思います、、、

もしかすると、関節・骨格に良くない影響を与えた可能性も大いにありますが・・・





それまでよりも、少しは口が開くようになったというか、
隙間が拡がったというべきか・・・

強制給餌では、より多くを口の中に運べるようになった気がしますが・・・





自力での食餌には程遠い状態ですね、、、

多少は効率よく、食餌を口の中に入れることができるようになったというものの、
相変わらず、その日その日をやっと凌げることができる程度の食餌量、
とても成長に繋がるほどのものでは、、、、


せめて口の中に入り易いように、卵嘴を含めた嘴の先を削れないか?と思いますが、
適当な道具が見当たらず・・・

ペットショップで見てみると、極小犬用の爪切りというモノがありましたが、
手元が狂って、孵化仔の頭ごと入ってしまう場面が頭に過ぎるサイズですね、、、



その後はこれといった進展もなく、今日午後から強制給餌中の2孵化仔の
成長というよりは食餌状況を確認する意味で、体重を測定しました。



左:16ちゃご14号  右:16ちゃご21号




16ちゃご14号




16ちゃご21号






21号は何とか成長の兆しが見えてきましたが、14号のほうは・・・

これまでの経験では、誕生直後の給水とヨークサックの栄養で一割程度、
食餌量が立ち上がれば二割程度、誕生から半月ほどで増えると思っていますが、
それ以上のものではなく、ほぼ全く成長していないですね、、、




左上:16ちゃご14号  右下:16ちゃご21号


21号は確かな成長線が拡がってきています。

ちょっと歪に見える成長線ですが、強制給餌飼料(ウサギ用)を毎日与えてのこと、
止むを得ない状況、キレイな成長は望むべくもありません。

まずは、強制給餌を受け入れて、体力を付けてくれること、
より健康になってくれることが最優先です。



まだ道のりは果てしなく遠い状況に変わりなく、先が見えない状況ですが、
何とか2かめに体力をつけて、より力強く生き抜いてもらえるよう、
しっかりとお世話を続けていきたいと思います。。。
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微かな光が・・・??

2016年10月04日 22時53分09秒 | マルギナータリクガメ
先週土曜日の午後、仕事から帰宅後、『とんぶり市2016』に向かう準備をしながら、
連れて行く孵化仔たちの温浴を終えようとした頃、ケージに目を向けると・・・

口が開かない状態で、注射と強制給餌をしながら隔離中の16ちゃご14号が、
餌皿の葉っぱを齧ろうと、一生懸命に首を伸ばして頭を振る姿が目に入りました。


強制給餌と言っても、口を開けることが出来ない小さな孵化仔、
液状の強制給餌用飼料を口の周りに垂らして、飲んでくれるのをひたすら待つだけ、
チューブ等で直接胃か口内に注入する本来の強制給餌とは違いますが・・・


距離を置いて様子を見ていると、動かないはずの16ちゃご14号の口が、
頭の動きに合わせて動いているような!?

そんなはずは・・・!?と近付いて見ようとすると、止めてしまいました、、、


家を出ないといけない時間が迫っており、じっくりと観察をする余裕もなく、
気のせいだろう?前から全く動かないという訳ではなかったはず??と思って、
荷造りを済ませて、家を出ました。



そして、『とんぶり市2016』を終えて、帰宅した日曜日の夜、
留守中強制給餌をしていたのこのんが、‘少しづつだけど、葉っぱを齧っていた’と・・・

前日に見た光景は、気のせいではなかったのか!?と半信半疑な思いで、
一夜を過ごしました。



一夜明けた昨日の朝、かめずの食餌と2孵化仔の強制給餌の準備をしていると、
いち早く餌皿にやって来た16ちゃご14号の姿がありました。。。

いつもは潜っているのを掘り出して起こしていたのですが、朝から元気な姿は
これまで見ていた16ちゃご14号とは違っているよう感じました。






強制給餌を始めると、早速給餌用シリンジに顔を寄せてきました。


これまで強制給餌をしていても、目で見て確認することができるのは、
口に着いた液状の飼料の一点が、時々僅かに凹んで、極たまには小さな泡が出て、
少しは飲むことが出来ているはず!?と願うばかりでしたが・・・

少しだけですが、確かに顎が動いているのが見えますっ!

しかも、口のラインに沿って、液状飼料が筋状に凹んでは、顎の動きに合わせて、
溢れています!?

泡ではなく、飼料が溢れてくるということは、口の中に入っているということ???





これまでなら、シリンジに顔を寄せて来ても、数回で飽きて(諦めて)しまい、
顔を拭って立ち去ろうとしていましたが、昨日今日は何度も顔を寄せてきます。

口の中に食餌が入ってくるのを感じることが出来て、食べる意欲が出てきている!?





強制給餌を終えてケージに戻ってからも、すぐに餌皿にやって来て、
葉っぱを齧ろうとしていました。

画像に捉えることが出来ませんでしたが、何度か口の先で葉っぱに齧り付いて、
というより引っ掛かってというくらいですが、確かに葉っぱを引き寄せていました。


つい先日まで何度も見ていた姿、葉っぱに齧り付こうと、頭を寄せて行っても、
葉っぱよりも遥かに上、虚しく空を切る様子、、、

どうして口の中に入ってこないのか理解できない姿、
自らの口が開いていないことに気付いていないかの様子は、
目にする度に、悲しくなってしまいましたが・・・

昨日今朝は、例え齧り付くことが出来なくとも、口が確実に葉っぱを捉えていますっ

そして、これまでのように諦めることなく、いつまでも齧り付こうとする姿。。。



まだとても気を抜ける状況にはありせんが、遠くに小さな光を見つけたような気がします。

遥か遠く、小さくて消えてしまいそうな光ですが・・・

見失うことないよう、追いかけて行こうと思います。






最後に・・・

『とんぶり市2016』で撮ることが出来た、数少ない画像を。

オマケのようになってしまいますが、レポート記事は書けそうにないので・・・m(__)m



“ミツオ”さんのインドホシ


ブログでは何度も拝見していましたが・・・

これまでインドホシの幼体を見る度に、その可愛らしい姿に惹かれながら、
その難しさが頭に浮かび上がって、危ういように見えてしまっていた種ですが、
これ程まで美しく、かつ力強さを感じたのは初めてでした。。。


5年前に私がブログを始めて、『リクガメ・ジャパン』に登録した際に、
‘マルギナータリクガメ’で検索して、同日登録のミツオさんの名前を見つけて以来、
ブログを介しての長いお付き合い。

その間、幾度となく勉強させてもらい、感心させられていましたが、
直接お会いすることが出来たのは、今回が初めて、感動の出会いでした!



“ミツオ”さん参考展示の特選個体


詳しくはないのですが、極太バンドの気配!?一際クッキリとして美しい模様です。

手前の仔は、これまで見ていたどの仔とも違った、不思議な感じも・・・!?





“マルギヤ”さんのマルギっ仔


『とんぶり市2016』で、同じマルギとヘルマンの2種の出展⇒⇒ライバル関係??
と思い浮かべられた方も居られることかと思いますが・・・

私にとっては、8年前に初めてマルギをお迎えしてから、勉強させて頂こうと、
必死にブログを読みあさっていたころの憧れのブロガーさんのお一人です。

5年前にマルギ孵化仔誕生の記事を見つけた時の感動は、今でも鮮明に残っています。

数年前の『ぶりくら市』で、奥様にご挨拶させて頂いたことはありましたが、
ご本人にお会いできたのは今回が初めて、念願であり、感激の対面でした!!

オマケに、のこのん宛のお土産まで頂きまして、、、ありがとうございました!



“マルギヤ”さんのヘルマンっ仔


孵化仔たちにお会いしたコメントは、今回は控えさせて頂きます・・・

私にとっての、当面の課題・目標です。。。




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