海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

16ちゃご14号&21号、診察へ・・・

2016年09月24日 14時00分51秒 | マルギナータリクガメ
たまたま休みとなった今日の午前中、16ちゃご14号と16ちゃご21号を連れて、
隣県の掛かり付けの動物病院に行ってきました。




待合室での16ちゃご14号(下)と16ちゃご21号(上)


無理を承知で、16ちゃご14号の口が開かなくなっている原因の確認と対策、
そして、成長不順の16ちゃご15号の診察というより相談?が目的です。


・・・が思っていた通りですが、レントゲンを撮ったとしても影が薄過ぎて、
形状を写すのは無理ということで、レントゲンでの骨の状態の確認は断念、、、

器具を使って口を開けさせることも、骨折のリスクが高すぎると、やはり、、、

もしも原因が癒着だった場合は、早めに顎を動かす必要があるようですが、
あまりにも危険です・・・


ある程度の成長・骨格を丈夫にすることが出来れば、処置も可能ということで、
まずは成長のための、栄養補給を優先することにしました。







まずは皮下に注射でカルシウムを補給、成体サイズでは経験していますが、
これだけ小さな仔での注射はもちろん初めての試みです・・・

一応、1日1回の注射ですが、注射部位があまりにも限られていますので、
毎日では皮膚が持たないでしょうし、状態を確認しながら8回分。

2かめとも注射を勧められましたが、21号は食べることはできていますので、
注射の前に口からの栄養摂取の強化を試みることにしました。


その栄養強化のため、強制給餌用の粉末フードを2種類、画像左がパウダータイプ、
右が少し粗さが残る粉末タイプ、どちらもウサギ用ですが・・・

病院で試してみて、粉末タイプのほうが明らかに喰い付きが良いのですが、
口の中にはほとんど入っていないような・・・

パウダータイプはクリームのような感じ、隙間から吸い込まれていましたが、
リクガメにはちょっと炭水化物が多いようです。

どちらが良いか聞かれましたが、結局両方とも頂いてきました。。。



果たしてどれだけ効果があるのか?先が見えて来ませんが、、、

頑張るしかありません!
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16ちゃご14号、予想もしなかった事実・・・・

2016年09月22日 12時11分08秒 | マルギナータリクガメ
先週水曜日(9/14)に体調不良が発覚し、単独飼育に移行した16ちゃご14号、
9/18からは、同じく成長が滞っている16ちゃご21号と合流してもらい、
2かめでの生活となっております。



左:16ちゃご14号  右:16ちゃご21号


前回投稿の通り、14号は隔離の翌日夕方から強制給餌に移行しています。

給餌内容は、野草・野菜とフードを擂り下ろして濾した搾り汁をスポイトで与え、
搾りカスも栄養豊富な練り物ですので、餌皿に置いています。

プチトマトかブルーベリーの実を混ぜると、喰いが良いようでしたので、
どちらかを入れるようにしています。

ブルーベリーのほうは季節が終わろうとする頃、かめ庭には残り僅かになっており、
そろそろ別のトッピングを考えないといけませんが・・・



一時期はぐったりとして、一日動いていない状態でしたが、強制給餌3日後には、
活発に動くようになり、16ちゃご21号と合流させました。


・・・が、体重は10gを前後する状態、当分成長は期待できない状況です、、、



16ちゃご14号


というのは、強制給餌を始めて気付いた、思いもしていなかった14号の状態、
口を開けることが出来ないようです、、、

強制給餌開始の翌日には、スポイトに頭を寄せて、齧るような動作をするものの、
口が閉じたままで、余程体力が落ちているのか??と思ったのですが、
そうではありませんでした、、、、

今でも口が開くことなく、ごく僅かにできた隙間に運よく葉っぱが引っ掻かれば、
少しだけ齧れるくらいで、隙間から飲むことが出来るもの、液状の栄養に
頼らざるを得ない状況です・・・


我が家では、誕生した孵化仔は食餌量と排泄開始が確認できるまでは、
単独プラケで過ごしてもらっています。

もちろん14号も例外ではありません。

ただこの時は、1日早く我が家で最小の7.0gで誕生の16ちゃご12号に気を取られ、
食餌量が少ないと感じていたものの、排泄が確認できてすぐに合流させました。

食餌量は増えていないよう見えたものの、排泄するまでの食餌は摂れていたはず、
それに14号の場合は、孵化途中でおたまごの殻を齧るところを見ています。


ということは、兄弟たちと合流後に、何らかの事故があったのか?
それとも元々何らかの障害があって、食餌量が上がっていなかったのか??
解りません・・・

診察に連れて行きたいところですが、隣県の病院まで行く時間が取れないのと、
例え爬虫類専門医でも、これだけ小さな身体では、処置が出来るとは思えず、
強制給餌を続けるしかないと思っています。


液状の栄養だけでは、成長を期待することは難しいはずですが、
頑張って生きようとしている16ちゃご14号に応えるためにも、
出来る限りのお世話を続けて行きます。




一方で、その16ちゃご14号と同居になっている16ちゃご21号、
14号の状況でなぜ同居を!?と、お叱りの声が聞こえて来そうですが・・・



16ちゃご21号


21号は兄弟の中で最後、孵化した中では一番小さな9.5gのおたまごからの
誕生でした。

体重は12号より僅かに重い7.1gでの誕生でしたが、見るからに細い手足、
甲羅は身体より更に小さく見え、後方の縁甲板の外側には凹凸が見られ、
体重以上に未熟さを感じて、誕生直後から気に掛かっていました。

その後の単独プラケでは、食欲の立ち上がりと排泄開始はゆっくりでしたが、
動きは活発過ぎるくらいで、その分裏返っている場面も多く目撃しました、、、

転倒のリスクが高いと思われる狭いプラケ生活が心配ということもあり、
排泄が確認できてからすぐに兄?姉?たちと合流させましたが、
その中でも毎朝のように餌皿に一番乗りで餌場に駆け付けてきており、
一際小さいながらも、一見食欲があって元気そうだったのですが・・・


誕生時の不安が的中するかのように、体重が増えて来ません、、、

外見だけではなく、消化管の発達も未熟な可能性があると思っています。




手前:16ちゃご14号  奥:16ちゃご21号  左(隣の水槽):16くう5号


現状では、小さかった16ちゃご21号が16ちゃご14号に追い付いてきて、
ほぼ同じくらいの体格、小さな38cm水槽でも2かめにとっては十分な広さ、
食餌を摂れない14号にとってストレスにならない?むしろ適度な刺激になる??

21号にとっては、栄養価が高く、摩り下ろして吸収し易い食餌内容になり、
未熟な消化器の安定・発達と、遅れている成長ペースの回復に繋がる??

・・・と期待しての同居生活です。。。


今年は思いがけずたくさんの孵化仔に恵まれましたが、その分気になる仔も出て来て、
なかなか目が行き届かなくなっている状況ですが、、、

気を引き締めて観察とお世話を続けて、それぞれの仔たちに合った環境を造り、
より快適に過ごしてもらえるよう、頑張るしかありません!
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16ちゃご14号、その後の経過

2016年09月17日 23時08分14秒 | マルギナータリクガメ
体調不良が判明して、9/14(水)朝から単独飼育に移行した16ちゃご14号、
その日のうちに引っくり返ってしまっていましたが、夜に確認した限りでは、
それ程調子を崩したようには見えなかったのですが・・・

翌朝には起きてはいるものの、辛うじて開いた目が虚ろな感じ、
ほとんど動くことが出来ない状態でした、、、


前日の転倒状態が長時間のものでダメージが大きかったのかも知れませんが、
それ以前に、体力を失っていたのは、体重減からも明らかです。

単独飼育に移行する前から、何日も食餌を摂れていない状態、
体力を失って、消化管が働いていない状態にになっていたのだと思います、、、



その日の夕方、もしや息絶えてはいないか!?気になりながら帰宅し、
何とか無事でいることを確認しましたが、朝から全く動いていませんでした・・・

その時点で、強制給餌を決めました。


といっても、10gを切ったあまりに小さな孵化仔、口を開けさせることは困難です。

野草と野菜、フードを磨り潰した搾り汁を、スポイトで口に当てながら、
少しでも飲んでくれることを期待して、待つだけしかできません、、、

更に、あまりに小さい上、マルギの孵化仔は長い首の皮がハイネックのようになり、
喉元の動きがほとんど読み取れず、飲んだのかどうか・・・??



そして翌日、昨日の朝は・・・





ほとんど眼を開かず、動けない状態、、、

前日と同じように強制給餌を試みましたが、やはり飲んだのか?判りません、、、



そもそも、先月28日の月末の測定の時点で、体重の減少を確認して、
要注意ということは認識していたはずなのですが・・・

言い訳になりますが、これまで経験のない孵化仔の数と、他にも気になる仔たち、
誕生時点では兄弟たちと比べて決して小さくない仔、僅かな体重の回復を見て、
気が緩んでしまい、観察が疎かになっていました、、、

私自身の明らかな気の緩みが原因で、16ちゃご14号を苦しませる事態に
なってしまっています・・・



昨日夜に帰宅したときには、餌皿の中で向きを変えてはいたものの、
食事に手を付けた形跡はなく、やはりほぼ活動していません、、、


そこで昨夜は、内容を変えて強制給餌を試みました。

ちょっとでも栄養をと思い、野草・野菜とフードを磨り潰していたものから、
プチトマトを主に、少しだけフードを加えて濾した、水っぽく飲みやすいもの、
栄養よりも、水分を飲んで、何とか消化管を動かすことを期待しました。

15分程だったでしょうか?給餌の途中に3回、水分を啜るような音がしました。

その後も動こうとしませんでしたが、ケージに戻して、夜を過ごしました。



そして今朝、無事を祈りながら、ケージを覗いてみると・・・





何と!?早朝の点灯前から、目を覚まして移動しています!?

昨夜まで急速に悪化していた状況が信じられない回復に見えます。


早速軽く温浴してから、昨夜と同じ内容で給餌、昨夜より良く飲んでいる??

早めに強制給餌を切り上げて、ケージの餌皿に戻して、
フードとチコリの若芽と用意すると・・・





臭いを嗅いで、少しづつ齧っていましたっ!

虚ろだった眼にも、生気が戻っています。

昨日までは、食餌を目の前にしても、齧ろうとするどころか、
臭いさえ嗅ごうとせず、まるで目に入っていないようだったのですが!?



今日の午後帰宅したときには、床材の上を歩き廻っている最中でしたっ

軽く身体を洗って体重を測定すると、




10.2g(0.6g↑:9/14比)

増えたというより、何とか食餌(水分摂取!)出来るようになり、
何とか下げ留まりました。。。

とは言っても、動きが止まっていた消化管が、やっと動き出した状況、
まだまだ成長どころか、活動のために必要な栄養を摂取できるのか??
危うい状態だと思っています。


夕方の給餌では、プチトマトからかめ庭に残っていたブルーベリーに変えて、
よりハッキリとのんで、スポイトに向って首を伸ばして、催促までっ!?


十分な栄養摂取が出来るようになり、確かな成長が確認できるまで、
隔離水槽でしっかりと観察、お世話を続けます!




ついでに、今日測定した孵化仔たちの体重グラフを。





16ちゃご14号と並んで、明らかに状態が悪いのが、末っ子21号、、、




16ちゃご21号


誕生当初から、体重は7.1gと辛うじて兄弟中最小ではなかったものの、
最も小さなおたまごからの誕生で、見た目にも未成熟で小さな甲羅、
おたまごの栄養不足を感じざるを得ませんでしたが・・・





共同生活の兄弟姉妹の中で一番の早起きで、毎朝のように餌皿一番乗り!

一見元気そうに見えるのですが、見た目にも他の仔たちと比べて成長がなく、
16ちゃご14号同様、成長線が見えません、、、


食欲旺盛に見えて、実は食べることが出来ていないと思います。

今は活発に動き回っていますが、近いうちに体力を失ってしまうのでは??
と気になっているところです。

14号がもう少し食欲が回復出来たら、2かめでの隔離ケージ生活、
給餌内容の見直ししていこうと考えています。




一方ヘルマン孵化仔たちは、





グラフだけの画像なしですが、、、

頭部に障害がある16くう5号、誕生当初から強制給餌を覚悟していましたが、
単独ケージにこそしてはいますが、自力でしっかりと食べてくれており、
兄姉たちに引けを取らない、信じられないくらいのペースで成長しています。

恐らく他のかめずたちの何倍も時間を掛けて、必死に食べているはずです。


健康なかめたちと同じ生活を望むことは出来ないと思いますが、
必死に生きようとする16くう5号に何とか応えてあげたい、
出来るだけの環境造り、お世話をしていこうと思っています。。。
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16ちゃご14号、隔離へ、、、

2016年09月14日 22時32分01秒 | マルギナータリクガメ
先月末の測定で、体重減少が見られ、注意して見ていた16ちゃご14号、
その後も兄弟姉妹での同居生活を続け、それなりの活動を見せて、
月末測定の1週間後には、体重が10.3g(0.8g↑:前週比)と、
少し持ち直したように見えたのですが・・・


今朝見ると、床材から頭を擡げた目が、気のせいか?虚ろに見えて、
他の仔たちが群がった、餌の山の中央に連れて行ってみました。





画像の中央が16ちゃご14号ですが、食餌に手を付ける様子はなく、
グッタリしているようです・・・


結局、食餌に全く関心を示すことなく、餌皿から降りて行きました、、、


見た目にも、他の仔たちと比べて小さく見え、その体重は・・・





9.6g(0.7g↓:9/4比)

またも体重減、、、

見た目にも、顔と手足が痩せていますね、、、





誕生時の体重は8.4g、兄弟たちの中では平均よりも大きいくらいですが、
誕生から37日で僅か1.2gの増加は、成長していないと言えるでしょう・・・


今朝のうちに、空いた38cm水槽を用意し、単独生活に移ってもらいました。





が・・・

今日夕方に、のこのんが帰宅した時には、餌皿の横の板張りで、
引っくり返っていたようです、、、


その後私が帰宅してから、軽く温浴をして様子を見たところ、
大きなダメージはないように見えます。

取り敢えず、板を小さなものに取り換えて、板張りの露出を減らしました。


体力が回復し、成長の軌道に乗るまで、当分この単独ケージで様子を見ながら、
環境と給餌内容・方法を見直していこうと思います。
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催促・・・

2016年09月12日 21時13分56秒 | マルギナータリクガメ
今朝、かめ部屋の孵化仔ケージの餌皿を洗ってから、
かめずの食餌を用意していると・・・






マルギ・ちゃごっ仔たちが・・・

キレイになった餌皿に喜んでるわけではなさそうですね、、、


兄弟?姉妹??21かめでの共同生活、食べ負けてはならじと、
先を争って駆け付けた仔たちです。。。


食餌を投入すると、







床材に潜っていた仔たちも、徐々に集まってきました。。。
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