政治の世界は本当に怖い。
どこの国も同じである。
ヒラリーのEメール事件は、オバマ大統領に親しい友人で上級顧問のバレリー・ジャレット
がマスコミにリークしたとのことです。
しかも、ヒラリーの大統領選出馬表明の予定に合わせたというのです。
理由はリベンジですって。
先の上院議員選挙では民主党は惨敗でした。結果、上院で過半数を失いました。
同選挙では、民主党の候補者は不人気なオバマの応援を敬遠していたということは
知っていましたが、バレリー・ジャレットは党のメンバーがオバマとともに行動することを
拒否したのはクリントンのせいだったとしているとのことです。
いずれにしても大統領を無視させたというわけで、そのリベンジというわけです。
オバマ大統領は、ミシェル夫人とバレリーが同席したところで、ヒラリーに対し、
大統領選挙のプライマリーでは支援しないと伝えてあることも明らかにしました。
そればかりか、今のところ誰も手を挙げていませんが、名前の挙がっている
エリザベス・ウオレン他に対し、出馬するときは、ホワイトハウスが全面的に
支援すると直接伝えてあるというのです。
ホワイトハウスに近い筋によると、オバマとバレリーはヒラリーが大統領になるのを
阻止するためだったら何でもするだろうというのです。
さらには、メインストリートのマスコミやテレビに対してモニカ・レヴィンスキー売り込み
をしているとのことです。
そいうえば、最近モニカ・レヴィンスキーがあちこちで活躍している報道をよく見ますが
そういう背景があったのですね。
また、ヒラリーに対してはホワイトハウスの指示で6項目について調査が行われている
ということです。要するに権限の乱用に関することです。後任のケリー長官が
ヒラリーの残したメッシーな外交の後始末に追われたなどということもあるようです。
クリントンのことですから、あらゆる手を使うんだと思います。
それにしてもオバマはなぜヒラリーを国務長官に任命したのでしょうかね。