弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

判事ディード法の聖域 トレビア(女性弁護士のパンツは駄目か?)

2011年07月16日 | 判事ディード 法の聖域

判事ディード法の聖域の18話の放送がありました。
ジョーとジョージのパンツ(スラックス)姿が、ほんの一瞬ですが
あったことに気づきましたか。

ジョーはもともと、やや上着丈の長めのテーラードスーツですから
スカートをパンツに換えてもそれほど違和感はありませんでした。
ジョージの方はおシャレでドレスとか身体にぴったりのやや上着丈の短い
フェミニンなスーツです。上着をそのままに下だけ身体にぴったりの
パンツに代えただけの姿は、見られたものではありません。

もともと洋服をきる習慣がなかった日本では、今もドレスコードには
あまり関心がありません。

ところが、西欧では厳しいのです。

判事ディード、18話まできましたが、これまで、パンツ姿、
パンツスーツのジョーやジョージは一度もみたことはありませんでした。

つい最近、バリスターを辞めて小説家になった女性の対談記事を読んだことが
ありました(40歳前後の女性です)。
バリスターになったときに先輩女性バリスターから真っ先にうけた助言は
パンツは駄目、タイトスカートで女性らしく、靴はハイヒールでなくてはいけないと
注意されたということです。なお、ドレスにハイヒールはもちろんOKです。
特に文章化された決まりがあるわけではないければ、それが伝統であり、
判事や先輩バリスター(もちろん男性です)の受けがいいというわけです。
ところが、女性バリスターがパンツをはいてもいいという通達があったということ
でしたが、多分それが2004年ころだと思います(記憶がさだかではない)。
18話はイギリスでは2004年放映でしたから、多分、それを反映して
ちょっとだけパンツ姿を見せたのではと、私は考えています。

日本では、天海祐希さんの離婚弁護士や弁護士もののドラマでは
女優さんは高いハイヒールを履き、スーツをカッコ良く着こなしていますが、
それはドラマの中だけのこと、実際の女性弁護士は、ぺったんこの靴のことが
多いのです。当然、ぺったんこの靴にふさわしい洋服です。

判事ディードでは、ジョーもジョージも新人のチャーリーもハイヒールをカッコ良く
(ということは洋服もです)はきこなしていいますが、
それはドラマだからではなく、現実の世界のプロの女性バリスターとしての
基本的心構えの第一だということなのです。

タイトスカートにハイヒール、それで活発に動き回る、それができなきゃ、
パリスターとはいえないというのが、どうやらイギリスのようです。
それはそうと、チャーリーですが、黒のスーツでしたが、歩いた時にちらっと
ひざ上が見えるようなスリットのあるスカートでしたね。

なお、私ごと、洋服は若干いい加減になりつつありますが、靴はできるだけ
ヒールのあるもの、日本人にしてはまずまずの高さのものを履くように
意識しています。
(イギリスでは何とかいける、かな???)


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (taira)
2011-07-20 08:45:52
18話のドラマとしての解説  感想も、お願いいたします。
いつもここの詳しい解説を読んで、楽しみにしていたものですから・・・
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。