トレンダーズ様のご招待でFOOD ACTION NIPPON主催『米粉倶楽部』イベント参加してきました。
『FOOD ACTION NIPPON』とは、日本の食を次の世代に残し、創るために、食料自給率の向上に向けて。農林水産省と民間企業・団体等(現在国内で2,000社!!)が主体となって推進する国民運動のコト。
(以前から言われていたけれど)最近ますますよく聞くようになった"食料自給率問題"。
戦後、日本人の食生活が変わり自給可能な米や野菜を中心とした食生活から冷凍、加工食品、脂肪分の多い食品、一見国産に見える肉や卵、調味料なども原料、飼料のほとんどが輸入品だそうです。例えば『天ぷらそば』の食材は約80%輸入品だとか
そして、輸入による水資源の大量消費、食料輸送に伴うCO2の排出量増加など地球環境に対して多大な悪影響を及ぼす環境問題。新しく知った言葉に『フードマイレージ』というのがありました。この『フードマイレージ』とは、食べ物が運ばれてくる距離に、運ばれてきた量を掛け合わせた指標。食べ物が移動する距離が長さで、消費エネルギーや排出されるCO2の増加しフードマイレージが高くなり、国産食材の消費が増えることで低くすること(環境への貢献)も出来るというモノ
日本国内、自国の輸入自給率の問題としてとらえるのではなく、世界・地球環境への責任として真剣に取り組まなくてはならない!!というお話しを聞いてとても大きな課題で、自分一人ではなんとも・・・なんて尻込みしてしまいましたが実は実際とても身近な問題で1人、1人が意識して"1%"づつでも参加出来るのが『FOOD ACTION NIPPON』の運動です
そして今回の『FOOD ACTION NIPPON』の運動では、モンサンクレールの辻口シェフがお店でもだしているという"米粉100%"スイーツを紹介していただきました辻口シェフは"米粉倶楽部"応援団長。ほとんどを輸入に頼っている小麦粉に変わって自給率の高いお米から出来た"米粉"は、その名の通りお米を粉末にしたモノ。最近、米粉を使ったケーキなどはたまに目にしていたのですがあまり意識したことはありませんでしたでも"素材を選ぶ"ということが環境にも優しいと聞いたら気になっちゃいますね~。なにより"美味しい"に惹かれます(笑)!!
バウムクーヘンは辻口シェフのお店(コンフィチュール アッシュ)で出しているモノ。生クリームはその場で作られていました!"しっとり"感が大事なバウムクーヘンは、食べる直前に開封。少し時間が経ってしまったらレンジで温めると(ラップ付き)、生地のバターが溶けてしっとりになるのだそう!生クリームは、常に温めたスプーンで冷やした生クリームを取ると形が綺麗になるそうです♪
モンサンクレール他、辻口シェフのお店には何回も行っているけれどシェフ直々なんて嬉しいー
仕上がりをシェフもBLOG用に撮影されてました(笑)。
ついに来ました!!米粉(リ・ファリーヌ)のバウムクーヘンにコンフィチュール アッシュのリンゴのコンフィチュール+シナモンパウダー米粉はグルテンが入っていないため口どけがよくしっとり、胃にもたれない!(バウムクーヘンにするには、グルテンが入っていないためあまり大きいモノは作れないそうです)。素材の味を活かすので、メープルや黒糖などを混ぜるのにもピッタリふわっと軽い食感で、小麦粉のバウムクーヘンよりもしっとりです。リンゴのコンフィチュールも、りんごの実が程よく入っていて歯ごたえも良く甘すぎないのでそのままの味を活かしていて美味しかったです分量などは、小麦粉をそのまま米粉に買えただけだそう!
"米粉"の使い方、レシピが分からないという方も多く『米粉倶楽部』では、レシピの紹介もあるので、気になった方は是非覗いてみてください♪
「FOOD ACTION NIPPON」公式HPでは・・・
今日食べたものの食料自給率を計算できる!「けいさん!こくさん」
いまの旬が見える!「旬の食べごろ日本地図」
メールマガジン『MoguーMagu』
"日本の美味しいを届ける"メールマガジン☆編集部記者が日本全国飛びまわり、旬の美味しいモノを紹介していくそうなので、今から興味津々
イベント会場は、雑誌『料理王国』編集部の会議室でした。東京タワーの目の前だったので、反射的に(笑)。来る時は赤と白のライトでしたが、帰りはピンクリボン運動の(?)ピンクになっていました。