世界最大のカブトムシ、授産施設で養殖に成功・福井
福井県越前市の障害者授産施設が27日までに、世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」の養殖に成功した。福祉サービス利用料の原則1割負担を定めた障害者自立支援法の施行で、通所する知的障害者の負担が増したため、高値で取引される希少昆虫の養殖で賃金アップを図るのが狙い。
養殖を行っているのは社会福祉法人「わかたけ共済部」の施設。知的障害などがある約30人が通っており、昨年7月から、白藤宗徳所長(35)とともに障害者3人が事業に参加している。
和歌山県の昆虫専門業者から養殖技術を学び、雌雄計7匹を交配、卵をかえして約250匹の幼虫を育て上げた。飼育中の温度管理などが難しく、臭いもきついなど根気のいる作業だが、今月22日に雌が1匹、初めて羽化した。
福井県越前市の障害者授産施設が27日までに、世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」の養殖に成功した。福祉サービス利用料の原則1割負担を定めた障害者自立支援法の施行で、通所する知的障害者の負担が増したため、高値で取引される希少昆虫の養殖で賃金アップを図るのが狙い。
養殖を行っているのは社会福祉法人「わかたけ共済部」の施設。知的障害などがある約30人が通っており、昨年7月から、白藤宗徳所長(35)とともに障害者3人が事業に参加している。
和歌山県の昆虫専門業者から養殖技術を学び、雌雄計7匹を交配、卵をかえして約250匹の幼虫を育て上げた。飼育中の温度管理などが難しく、臭いもきついなど根気のいる作業だが、今月22日に雌が1匹、初めて羽化した。