大阪府豊中市 お酒と創作料理の『心響彩酒ごえん』 ブログ

和食とお酒を楽しみながらゆったりとくつろいで頂ける雰囲気のお店です。

雄町三部作 第3回入荷しました!

2020年04月02日 | 日記

三部作、第三弾入荷しました!

 

    御前酒

      PROGRESSIVE 普通酒

蔵元 株式会社辻本店
蔵元所在地 岡山県真庭市勝山116
アルコール分 16%
内容量 1800ml
原料米 岡山県産 雄町100%
※等外米使用
精米歩合 50%
火入 生酒
日本酒度 -8
酸度 1.9
アミノ酸度 1.3
酵母 きょうかい1801号

雄町3部作シリーズ
第3回 PROGRESSIVE(プログレッシブ) ~挑戦~

酒質:無濾過生原酒(等外米使用につき普通酒に分類)

使用米として初めてとなる、50%にまで磨いた等外雄町で試験醸造しました。

等級の高い米は裏付けされた品質の良い米ですが

等級が低いからといってその逆であるとは言えません。

 

将来的には普通酒などに使うことも視野に入れるなど

等外米の使用によって持続可能な地元の農業を支えることができると信じています。

味わい:雄町ならではのグラマーで濃厚な味わいと華やかな香り。 

 

 

どうぞ利きにいらして下さい!

 

 

     お知らせ

4月5日(日曜日17:30から

営業致します。

 

皆さまのご来店心よりお待ちしております!

 

 

 


はしり初鰹‼

2020年04月02日 | 日記

温かくなってきました

最近少し冷え込んでいましたので、寒暖差で

お体障りませんようご自愛くださいませ。

 

新型肺炎ウィルスで休校・休職になってるそうで

通常の世間様はなぜ、あんなにせわしなかったのかと

疑問に思うほどです。

 

 

さて本日オススメ

      初鰹

かつおは年に2回旬があり

初夏に旬を迎えるものを「初かつお」と呼びます。
今日のオススメは、さっぱりとした赤身が魅力の初かつおです。

「初かつお」と「戻りかつお」では味が違います。

出回り時期に加え、味わいも全く異なる「初かつお」と「戻りかつお」。

この味の差は、脂肪量の違いにあります。

初かつおは香り高く、さっぱりとした味わいが人気です。

一方、戻りかつおは脂乗りが 良く、濃厚な味わいは

マグロのトロ並みとされ、その脂肪量は初かつおの約10倍とも言われています。

 

炙ってたたきでさっぱりと

香り高い身を生姜醤油でお召し上がりになれます!

 

初かつおの栄養価

かつおは良質なたんぱく質を豊富に含み

栄養価の高さはレバーに匹敵するほどです!

●DHA、IPA(EPA)
DHAは記憶力や学習能力の向上に、IPA(EPA)は

血液をサラサラにして生活習慣病やアレルギーの改善に効果的です。

●ビタミンD
ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を助け

強い骨と歯を作るのに役立ち、女性に多い骨軟化症や骨粗鬆症予防に効果的です。

 

ちなみに今はお手頃で美味しく戴ける初鰹ですが

昔はちょっとしたものでした。

 

天明(1781年~1789年)、寛政(1789年~1801年)頃にもっとも珍重され

中には魚市場にあがるのを待てずに船を出して

鰹を運んでくる船から直接買った人もいたそうです。

 

天明頃では一本約三両の値がついた贅沢品でした。

だいたいで、「納豆」は1束66円、「蕎麦・うどん」は1杯264円、「米」は1升で1650円。

このあたりは現代とほとんど変わらないですが、「豆腐」は1丁825円、「ようかん」「ところてん」は1155円と

意外な高値。江戸っ子の代名詞である「初鰹」はなんと1尾8万5800円もします。

「大工の日当」が6600円、「月々の長屋の家賃」が9900円

それから三十年ほど経った文化年間(1804年~1818年)頃でも

その高騰ぶりは続いていたようです。

 

これだけ江戸庶民が持て囃した初鰹ですが

五十年も経たない嘉永(1848年~1854年)頃になると

かつてのような高値はつかなくなります。

 

この頃は、大根下ろしと醤油で刺身にした鰹を食べるのが

主流だったようですが、辛子酢、辛子味噌などにつけて

食べる方法もあったようです。

 

しかしながら今日この頃の初鰹は

値段が高騰してるそうです。

 

さて四方山話もまたにして、ごえんで初鰹で一杯如何ですか?

 

 

       お知らせ

4月5日(日曜日17:30から

営業致します。

 

皆さまのご来店心よりお待ちしております!