先週、コースでこのようなシーンを
何カ所かで見ました 
けっこう目立つので、
何だろう？
と疑問に思っていました 
イノシシの被害の跡があったので
もしかするとそういう関係かと
聞いてみました。
案の定、イノシシ除けでした 
イノシシは青い色を嫌う習性が
あるという説があり、
関連する製品もあります 
栃木県は３年間の限定で
イノシシ等の害獣の駆除に
補助を出すことを決めました。
１頭６千円もらえるそうです 
イノシシは頭が良く
用心深いので、
なかなか罠にかからないと聞きます。
駆除するのも大変でしょうね 
ちょっと興味があったので 
千葉県の知り合いに聞いてみました。
捕ったイノシシはどうやって役所に
連れて行くのか？
役所はどのように処分するのか？
笑われてしまいました 
処分は捕った人がするそうで、
しっぽだけを切って、
捕ったという証明にするそうです 
戦国時代には、敵の首を取って
殺した証明にしましたが、
戦闘中にそんな時間はないので
とりあえず、耳や鼻を切って、
後からそれを合わせて、
自分の手柄を証明したと聞きます 
イノシシはしっぽなんですね……
害獣だから駆除して良いのか、
という議論もあるようですけれど、
青い紐を見て、
わらをも掴むような必死さを
感じずにはいられませんでした。
大切なものを奪われても、
どうにもならない苛立ちが
結ばれているように見えました 
イノシシに罪はないのも
わかっているのですけど、
天敵がいない自然界は
アンバランスなのです 
誰かがオオカミの代わりを
しなければなりません 
ゴルフコースには
たくさんの物語と謎が
隠されています 
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ゴルフプラネット: 第一巻 |
| 篠原嗣典 | |
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