2007-0114-yis064
あなたとの仲がいずれは終わっても
萩の露見て思い出してね 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○前書きは、「八月(はづき)ばかり人のもとに、萩につけて」。秋になってあの方へ、萩の花を添えて贈った一首、と。陰暦葉月は秋、すなわち「飽き」の予感が隠される。こんなに愛し愛されている私たちの関係。でもいずれは別れるときが来るのよね。そんなとき萩の花をみたら、そこに乗っている露が私の涙、そう思ってくださいな。きっとよ、ね? こんなとき現代のあなたなら、萩の露の代わりに何を・・・?
¶露けき萩の=「涙にぬれている自分のこと。」(新潮版)
¶うへ(上)をだにと(問)へ=「(萩花の)上(の露)を、必ず心に留めてほしい。」 「問へ」は take care!
□和064:かぎりあらん なかははかなく なりぬとも
つゆけきはぎの うえをだにとへ
□悠064:あなたとの なかがいずれは おわっても
はぎのつゆみて おもいだしてね
あなたとの仲がいずれは終わっても
萩の露見て思い出してね 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○前書きは、「八月(はづき)ばかり人のもとに、萩につけて」。秋になってあの方へ、萩の花を添えて贈った一首、と。陰暦葉月は秋、すなわち「飽き」の予感が隠される。こんなに愛し愛されている私たちの関係。でもいずれは別れるときが来るのよね。そんなとき萩の花をみたら、そこに乗っている露が私の涙、そう思ってくださいな。きっとよ、ね? こんなとき現代のあなたなら、萩の露の代わりに何を・・・?
¶露けき萩の=「涙にぬれている自分のこと。」(新潮版)
¶うへ(上)をだにと(問)へ=「(萩花の)上(の露)を、必ず心に留めてほしい。」 「問へ」は take care!
□和064:かぎりあらん なかははかなく なりぬとも
つゆけきはぎの うえをだにとへ
□悠064:あなたとの なかがいずれは おわっても
はぎのつゆみて おもいだしてね