悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集078 逢坂の

2007-01-28 05:30:00 | 和泉式部集

2007-0128-yis078
逢坂の関をわざわざ越えてきた
切ない気持ちを分かってほしい   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○「石山にこもりたるに、ひさしくおとづれ給はで、帥宮より」。「石山寺に逗留していた折り、気になっていた敦道さまから、久しぶりのお歌」。石山寺は滋賀県大津市、琵琶湖から南に流れ出す瀬田川沿いにある。逢坂は山城(京都)と近江(滋賀)の国境。
□和078:せきこえて けふぞとふとや ひとはしる
      おもひたえせぬ こころづかひを
□悠078:おうさかの せきをわざわざ こえてきた
      せつないきもちを わかってほしい


俳句写真051 晴るるかと

2007-01-28 05:10:00 | 俳句写真
2007-0128-yhs051
晴るるかと
見れば曇れる
冬の海   悠山人

○俳句写真、詠む。
○豆州詠み溜め、撮り溜め、続く。

□俳写051 はるるかと みればくもれる ふゆのうみ
【写真】どんより風景をオート撮影(焦点は∞)。水平線を合わせて、いったん切り取り、自然な雰囲気の明るい空に、調色する。海(と緑)をガンマのスライドだけで、空とバランスよく調える。レイヤを合わせ、最後に微調整して、仕上がり。