2007-0122-yis072
亡きあともだれも偲んでくれないわ
病の今も尋ね来ないし 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○前書きには、「かたらふ人の、なくなりなん世まで忘れじ、と言ふが、心地わづらふと聞くを、ひさしくとはぬに」。親しい間柄の男性が、(私が)あの世へ旅立ってからも、決して忘れはしないよ、とふだんから口にしていたけれど、今こうして気分もすぐれず病だと知りながらも、見舞いに来ようともしないので」。
□和072:しのばれん ものとはみえぬ わがみかな
あるほどをだに たれかとひける
□悠072:なきあとも だれもしのんで くれないわ
やまいのいまも たずねこないし
2007-0122-yhs050
潮風に
肩寄合ふや
水仙花 悠山人
○俳句写真、詠む。
○水仙は、『季題便覧』に冬、『広辞苑』に水仙花。
□俳写050 しおかぜに かたよせあふや すいせんくゎ
【写真】水仙まつり最中の爪木崎(つめきざき)で。
潮風に
肩寄合ふや
水仙花 悠山人
○俳句写真、詠む。
○水仙は、『季題便覧』に冬、『広辞苑』に水仙花。
□俳写050 しおかぜに かたよせあふや すいせんくゎ
【写真】水仙まつり最中の爪木崎(つめきざき)で。