2007-1009-yts470
空なりし枝葉茂れる樹の高く
わが手拒むや石榴ひとつは 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇実際にはたくさん着いている石榴の実。この木は何回も頭を詰めたけれど、主人の意向を無視して空高く伸びるばかり。どれもこれも、ほとんど手が出ない。「なり」が「成り」「生り」と掛けて、さらに「石榴」の縁語。
□短写470 そらなりし えだはしげれる きのたかく
わがてこばむや ざくろひとつは
【写真】先日、自宅。
2007-1009-yhs162
空高し
日当たりもよし
柿みのる 悠山人
○俳句写真、詠む。
○猛暑夏のせいか、柿の生育もいい。伝統俳句に挑戦する、三文三句の珍しい形。
□俳写162 そらたかし ひあたりもよし かきみのる
【写真】先日、自宅で。