悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真478 コクリコの

2007-10-20 01:20:00 | 短歌写真
2007-1020-yts478
コクリコの人かと見れば月よりと
知られはげしき夏も終りぬ   悠山人

○短歌写真、詠む。
〇電網でいろいろな人と繋がりが出来るが、ブログでこれほどの仏語を操る人には、初めて出会った。しかし、またまたストーカーに悩まされて、しばらく休むと。
¶¶コクリコの人(ひと)=晶子の歌から、「フランス人」。悠山人の歌語。

短写478 コクリコの ひとかとみれば つきよりと
        しられはげしき なつもをはりぬ
【写真】借用するのは、いつの場合も出来るだけ、無条件フリーと宣言する写真である。(この場合は露語版) これも完全自由だが、さらにかなり加工した。

image413 家持の山桜

2007-10-20 00:45:00 | images

2007-1020-yim413
title : Yakamochi's_LoveSong
yyyy/mm : 2007/04
memo : 私が、『万葉集』になかなか手を出せない理由は、力不足以外に、電脳(PC)・電網(インタネット)の非対応がある。公刊書を依拠本とする、と限定しても、なお万葉は電脳電網から程遠い。ここに例示する家持の恋歌でさえ、非常に手数が掛かっている。しかも不完全である。
万葉集』17-3970、講談社文庫(現代語訳は四巻目99ペイジ)。
  安之比奇能 夜麻左久良婆奈 比等目太尓
  妓美等之見氐婆 安礼古非米夜母

  あしひきの やまさくらばな ひとめだに
  きみとしみてば あれこひめやも

  あしひきの 山桜花 ひと目だに
  君とし見てば 吾恋ひめやも

第三句末尾は、依拠本には「人」冠+「小」旁だが、PCにないので、ここは異体字を使う。正字(繁体字)では「爾」。
【写真】ことし春の撮影。いわゆる山桜ではない。