2007-1022-yts480
深山にはあれど耀く紫の
式部のひかり目離れせざるも 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇地元民も、ことしの紅葉は遅いと言う。色どりは、あまりない。紫を見ても、参加者は素通りするだけだ。悠山人は、そうはいかない。雨上がりの紫式部は、輝いていた。
¶目離(か)れ=三省版『逆引き辞典』の見出し「みつめる」の、たくさんの候補から「めかれせず(目離)」を選ぶ。
□短写480 みやまには あれどかがやく むらさきの
しきぶのひかり めかれせざるも
【写真】同前。