2007-1017-yts476
昨日マヤ今日はインカの花と聞き
ナスカのあやのふしぎ思ほゆ 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇段菊(だんぎく)。Caryopteris incana カリュオプテリス・インカナ。Yahoo!UK(Dave's Garden)を引くと、希語由来の花名は "winged nut"referring to the winged fruit の意とか。英名では blue mist spiraeas、あるいは bluebeard とも言うらしい。一説に、別名として、雁(音)草(かりがねそう)。先の連休にナスカ Nasca 展を見、それとは知らない花の友から、立て続けに Maya、Inca の名の入った花を頂き、さらに全く無関係に「雁音」の歌を詠うなど、その不可思議なるを思う。後日、追記予定。
¶¶あや=『古語辞典』では「文」「綾」を別項とし、『広辞苑』ではまとめて一項とする。ここでは、「(ナスカの)精緻な織物」と「(それに繋がる)縁(の不思議さ)」を掛ける。
□短写476 きのふマヤ けふはインカの はなときき
ナスカのあやの ふしぎおもほゆ
【写真】まだ土が着いているものを、黒紙背景で撮影し、PC処理。きのう、頂く。